イケオジ外伝の五箇条
当サイトが考える「イケオジの行動指針」として、「イケオジ外伝の五箇条」を制定した。
イケオジの条件としては、
- 経済的余裕がある
- 社会的地位がある
- 清潔感のある見た目
- 筋肉質でスタイルがいい
- 仕事がデキる
まだまだ他にもたくさんあると思うが、一般的なイケオジのイメージであり、特に女性目線のイケオジの理想像と言えるだろう。
「イケオジ外伝」が考える条件も、概ね同様ではあるが、もう少し「外伝」らしくブラッシュアップしてみた。
- いつも機嫌がよく、人生を楽しんでいる
- 適度に筋肉があって、スタイルがいい
- 精神的・経済的に余裕がある
- 清潔感があり、臭くない
- 感情的になって、周囲を困らせない
- 高級感のある大人っぽいファッション
これだけの条件がそろえば、全方位(老若男女)からイケオジ認定されるだろう。
イケオジ外伝の五箇条
第一条 バランスを意識せよ
ここで言うバランスとは、全ての事柄について、均衡を保つ意識を持つということ。
例えば、「仕事と家庭」「上司と部下への気づかい」「他人軸と自分軸」のような精神的なバランスだけではなく、「自分の時間と父親としての時間」「収入と支出」「筋トレと休息」「自分のモノと家族のモノ」などのお金やモノ、時間配分も含まれる。
「なんか調子が悪いなぁ」「体調がすぐれないなぁ」というときは、何かのバランスが崩れている、または、自ら崩していることが多い。
30年以上生きてきて、均衡状態である「現状」は、ある意味適正なバランスであるとも言える。
これは、ゲーム理論の「ナッシュ均衡」と考えるのが賢明だ。
例えば、スノーボードを単体で滑らすと、ひっくり返ることなく、超高速で滑走していくが、バランス感覚が悪い、へたくそな人間が乗ると、勝手に転んで前に進めない。
感情をコントロールできず、余計な一言で全てを台無しにしたり、不安を煽られて冷静な判断ができずに詐欺師にだまされたり、人生も一緒。
バランスが悪いということは、とんでもなく非効率なことなのだ。
第二条 ダイエットは一生の十字架と思え
イケオジを語る上で、見た目は3大要素の一つ。
避けて通ることはできないので、太ってはいけないという覚悟と意識は一生忘れないでほしい。
そもそも、成人病の多くは食べすぎが原因なので、イケオジ云々の前に、ダイエットの意識は必要だ。
中年になると、本当に痩せにくくなってくる。さらに、飽食の時代を生きるわたしたちは、食べ過ぎて当り前の環境にいる。
健康で長生きするために、タンパク質・ミネラル・ビタミンを多くとり、糖質・脂質を抑える食生活を心がけてほしい。
筋トレやランニングでは、ダイエットの効果はあまり期待できないが、心身の健康を保つ必須項目なので、週2回~3回を目安に生活に取り入れよう。
第三条 ユーモアのセンスを磨き続けよ
ユーモアのセンスは、ピンチを切り抜ける術となり、チャンスに変える力がある。
おもしろい人は人気者で、周りに人が集まってくるし、ユーモアは人間関係を構築する過程で強力な武器になる。
「いやいや、そんなの持って生まれた才能でしょ」と思うなかれ。
ユーモアのセンスは、確かに才能の要素が大きいかもしれないが、才能だからと諦めるには、もったいないほど威力があるので、お笑い番組を観るとか、ユーチューブでトークがうまい人のスキルを盗むとか、簡単なことからやってみる価値はある。
おもしろさ、には種類があって、
- ノリや勢いで笑いを取る力技波:アンタッチャブルのザキヤマ(山崎 弘也)・なかやまきんに君
- 知的な話題や共感で笑いを取る技巧派:バカリズム・タモリ
- キャラ設定で笑いを取る演技派:高田純次・爆笑問題の太田
さんまやダウンタウンのような天才タイプもいるし、ひな壇で輝くタイプもいる。
あなたの性格にあった、芸人やタレントを見つけて、参考にしてみるのもいいだろう。
ちなみにわたしは、「これでおいしいものでも食べなさい」と言って、小学生に「割りばし」を渡す高田純次タイプだ。
第四条 稼ぐ力にフォーカスして行動せよ
もちろん、お金がなくてもイケオジにはなれる。
イケオジは総合力だから、見た目や言動など、他の項目をレベルアップすることで、カバーすればいい。
しかし、経済的余裕はイケオジ三大要素であり、強力な武器になるし、ないと困るけど、あり過ぎて困ることはない。
例えば、女性と食事をした際に、想定以上の金額だったとしても、涼しい顔でさらっと支払うには、ある程度の経済的余裕が必要だろう。
サラリーマンなら、
- 出世で稼ぐ
- 副業で稼ぐ
- 投資で稼ぐ
- 転職で稼ぐ
「稼ぐ力」を高めることは、ダイエットと同様にイケオジの十字架であり、使命と言える。
今はお金がなくても、お金持ちになる努力をしていることが重要で、人生を諦めないマインドは、イケオジの素養であり魅力である。
第五条 臭いは全てを破壊すると心得よ
イケオジになるために、努力して手に入れた付加価値を、一瞬で台無しにするのが臭い。
いわゆる体臭(口臭・ワキガ・足の臭い)や、所有物(服・バッグ・傘など)が発する臭い、中年期から始まる恐怖の「加齢臭」も含まれる。
人それぞれ体質もあるから、仕方ない部分があるものの、スメルハラスメントという言葉があるくらい、受ける側からしたら完全に「嫌がらせ」とみなしてしまう。
まずは、できる限りの対処を、めんどくさがらずやるしかない。
例えば、口臭なら、
- 歯の定期検診・定期クリーニング
- 毎日(最低朝夜2回)の歯磨き
- 歯磨きだけではなく、マウスウォッシュも併用
- 週に1回の糸ようじ
- キシリトールガムを持ち歩く
- 食後は最低でも「うがい」する
どれも基本的なことなので、必ず実践してほしい。
とにかく、臭いが最大の敵であることを理解して、できる限りのことは全てやろう。
最後に
わたしたち中年世代は、職場でも、家庭でも、判断を求められることが多い。
本人が望む望まないにかかわらず、世間がそういう役割を求めている。
判断に迷った時は、ぜひ「イケオジ外伝の五箇条」を思い出して、もう一度このページに戻ってきてほしい。
意識して生活していくだけで、半年もあれば、周囲のおじさんたちから抜け出せる。
イケオジになれる魔法も特効薬もない。
「日々の積み重ね」のみで創造される「付加価値」がイケオジ。