「給料日は国からの支給日?」サラリーマン=ベーシックインカム説を徹底検証!

 
ジョーカー
誤解を恐れずに言えば、今の日本で飯が食えなくることって、よっぽどやらかさない限りあり得ないんだよな。まあいろいろ言われてるけど、安心して生活できる国としてはやはり世界のトップレベルってことに異論はないだろう。
 
中の人
たしかに不景気だ、失われた30年だと言われてますが、贅沢さえしなければ生きていくことはできますよね。世界的に見ても、生活保護や失業保険などの制度も充実してるし、医療保険なんて世界一と言われてますよね。
 
ジョーカー
そんな日本の中で、さらに手厚い保証を受けているのが、大手や優良企業に勤めるサラリーマンだよ。彼らはマジで恵まれてるね。オレのようにたまたま合併の流れで財閥系企業の部長になっても、本流のエリートたちとは待遇や給与面でも雲泥の差があるんだよな。

サラリーマンは究極のベーシックインカムである

ベーシックインカムという言葉を耳にしたことがある人は多いだろう。

国民に対し、最低限の生活を維持できる金額を無条件で配るという構想だ。

だが冷静に考えてみると、日本においてすでにその仕組みを享受している人々がいる。

それがわたしたち「サラリーマン」だと言ったら信じてくれるだろうか。

サラリーマンにとって最大の特徴は、毎月必ず一定額の給与が口座に振り込まれること。

仕事の成果がゼロであっても、病気で寝込んでいても、会社が潰れない限り給料は支払われる。

これはまさに、社会が理想とするベーシックインカムの姿ではないか。

成果と無関係に得られる安定収入

フリーランスや個人事業主は、自ら動いて仕事を取らなければ収入は途絶える。

努力しても売上が上がらない月は、食費を切り詰めるしかない。

ところがサラリーマンは、たとえ会議で居眠りをしても、雑務に追われて実績が見えなくても、給料日にはしっかりと給与が支払われる。

もちろん評価制度や人事査定は存在するが、給与がゼロになることはまずない。

これほど「最低限の生活を保証する仕組み」に近い制度はないだろう。

社会保障という“上乗せ”

さらにサラリーマンには、健康保険・厚生年金・雇用保険といった社会保障が自動的に付与される。

これはフリーランスが自ら支払う国民健康保険や国民年金よりも手厚く、会社が半分負担してくれる仕組みだ。

ベーシックインカムが国民に一律の安全網を提供するように、サラリーマンにはすでに「会社を通じたセーフティネット」が整っているのだ。

つまり、給料+社会保障のパッケージこそが、現代日本における実質的なベーシックインカムと言える。

精神的安定という副産物

安定した収入は、精神的な余裕を生む。

フリーランスは常に「来月の売上はどうなるか」と不安を抱えるが、サラリーマンは給料日を信じて安心して生活を組み立てられる。

住宅ローンを組みやすいのも、毎月の給与が保証されているからだ。

これは究極の「安心装置」といえる。

ベーシックインカム以上の縛りもある

とはいえサラリーマン生活はバラ色ばかりではない。

ベーシックインカムは「働かなくても給付される」が、サラリーマンは毎日出社し、上司の指示に従わねばならない。

つまり「安定収入と引き換えに自由を制限される仕組み」だ。

時間を切り売りする代償として安定が与えられる。

これは言い換えれば、「究極のベーシックインカムだが、使用条件付き」ということを意味する。

これからのサラリーマン像

日本社会が少子高齢化に突入し、ベーシックインカムの導入が議論されるようになっても、サラリーマンという制度はすでにそれを先取りしている。

今後、副業解禁やリモートワークの普及が進む中で、サラリーマンは「安定収入を基盤に挑戦できる立場」へと進化していくだろう。

もはやサラリーマンは単なる労働者ではない。

国家が理想とする最低限の生活保証を、すでに享受している存在なのだ。

まとめ

サラリーマンは究極のベーシックインカムである。

  • 成果にかかわらず給与が支払われる
  • 社会保障が上乗せされる
  • 精神的な安定を得られる

その一方で、時間や自由を差し出すという縛りも存在する。

だが見方を変えれば、すでに日本は「サラリーマンという形でベーシックインカムを実現している国」と言えるのではないか。

つまり、サラリーマンであること自体が「現代版ベーシックインカムの受給者」なのである。

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