人生100年時代と言われる昨今、サラリーマンとしての給料だけでは足りないのは明らか。
国が副業を認め、NISAで投資を推進しているということは、「年金は期待するな!」「自分の身は自分で守れ!」という、宣言のような気もする。
中年世代、イケオジ世代のわたしたちにとっては、そう遠くない未来の切実な問題。
であれば、指をくわえて破滅を待っているわけにはいかない。
中年世代、イケオジ世代のわたしたちが、若者だった頃の副業と言えば、「会社を定時に上がってコンビニのアルバイト」「土日は家族の時間を犠牲にして引越しのアルバイト」のような「時間を切り売り」するものばかりだった。
しかし今となっては、時間の切り売りは、最もやってはいけない副業となった。
ブログを、副業にした方がいい理由3選
特に中年世代は、ネット関係に疎いと、情報量も不足するし、中年を超えて「初老扱い」されるのは、イケオジとしては聞き捨てならない。
現代のイケオジの本質的な条件は、男としての「強さ」だけではなく、「時代性を備えている」ことなので、実益を兼ねたネットを使ったビジネスがおすすめ。
そして、ネットを使ったビジネスの中で、「なぜブログがおすすめ」なのか、ブログ運営歴9年のわたしが経験則を踏まえて考察する。
1.好きなこと、興味あることを仕事にできる幸せを味わえる
多くの人は、だいたいこんな感じだろうと思う。
つまり、わたしもあなたも、残念ながら「好きなこと、興味あること」を仕事にできていない。
しかし、ブログなら好きなことや興味あることを仕事にすることができる。
さらに、無料ブログではなく、ワードプレス(WordPress)というCMS(コンテンツマネジメントシステム)を使うことで、ブログやWebサイトを「自分の裁量」で作成できる。
イメージ的には、独立して起業できるのがワードプレス、運営会社の制約を受けて、裁量が限られるのが無料ブログになるので、無料ブログは会社勤めに似ている。
せめて副業くらいは自分の裁量で勝負してみたいと思うなら、ワードプレスの一択。
ちなみに当サイトはワードプレスを使っていて、テーマ(デザインのテンプレート)は、下記の「ザ・トール(THE THOR)」を使っている。
「ザ・トール(THE THOR)」は有料だが、無料テーマも高品質なものがたくさんあるのが、ワードプレスの特徴と言える。
2.ビジネスの基本となるライティングスキルが向上する
前述の通り、イケオジ世代には、ネットを使ったビジネスがおすすめで、なおかつブログを推す理由は、ライティングスキルがいや応なしに向上するから。
例えば、ユーチューブのような動画だと、見た目、話術、知名度があれば有利な分野だし、X(旧twitter)などのSNSだと、フォロワーを増やすには膨大な作業と、ネット特有のコミュ力が必要になる。
一方でブログは、厳密にカテゴリー分けするとSNSにはなるが、ライティングスキルが最重要項目になる。
文章だけで行動喚起を促す必要があるため、高度なライティングスキルが求められる。
ライティングスキルを身に付ければ本業に活かせるし、思考が整理されるので論理的に考えるクセがつく。
実際にわたしもブログで文章を書く経験を重ねることで、本業のメールや資料作成などのスキル向上を実感しているし、サーバーやドメイン、キーワード検索の重要性やGoogleアルゴリズムなどについて知識があるため、IT関連部署の人に驚かれることもある。
3.自分の都合に合わせて作業できる
副業において「自分の都合で仕事の時間を選べる」のは大きなアドバンテージ。
特に中年世代は、仕事に忙殺され、家庭に束縛され、社会に責任を負わされ、自分の時間などない。
そんな状況でシフト制のアルバイトなど始めたら、本業に支障をきたすか、無理して身体を壊すかのどちらか。
ブログの良いところは、自分のペースでできることで、夜寝る前に作業してもいいし、朝少し早く起きて作業してもいいところ。
ちなみに、わたしは通勤電車で記事のアイデアや下書きをして、夜寝る前に作業して仕上げている。
ブログは成果がでるまで時間がかかるビジネスなので、長く続けるには、自分の都合で作業時間をコントロールできることが決め手になる。
まとめ
ブログ運営を一通りマスターすれば、そのスキームで「いつでも」「何個でも」「何回でも」ブログを運営することができる。
例えば、わたしは「イケオジ外伝」のみを運営しているが、息子が好きな「ミニ四駆のブログ」も開設できるし、「子育てのブログ」も開設できる。
もちろん記事を書く作業は比例して増えるけど、収入も比例して増えるなら問題ない。
つまり、ブログは「一生もののスキル」
わたしのように諸事情でいったんリセットしても、状況が整えば、いつでも再チャレンジできる。
この「何度でも敗者復活できる」ことが「ブログの最大の強み」なのだ。
さらに、安定的に利益を積み上げるストックビジネスに近いので、コツコツ努力を積み上げることができるサラリーマンにとって、最適な副業であることに異論はないだろう。