「個人の時代」を生き抜く「稼ぐ力」シリーズ第二弾
「個人の時代」を生き抜くための、イケオジ外伝流「稼ぐ力の3大M」について考察していくシリーズの第二弾。
第一弾の「自分の強み」を周囲に知らしめる武器が、今回のテーマとなるマーケティングの役目となる。
「稼ぐ力」シリーズ第一弾
マーケティングとは、「顧客から商品やサービスなどを求められる仕組みづくり」のこと。
例えば、ロレックスを人里離れた森で、ひっそり販売してても売れないし、あなたの素晴らしい才能も、部屋に引きこもっていては誰も気づけない。
その素晴らしい価値を「ここにマジでスゲーのありますよー!」と伝えることが、稼ぐことにおいて、めちゃくちゃ重要なことに疑いの余地はないだろう。
「個人の時代」で「稼ぐ力」を爆発させるマーケティングの破壊力
マーケティングは、商品やサービスの販売促進に有効なのはもちろん、サラリーマンが自分の強みや価値を会社に売り込むときにも役に立つので、出世にも有効だし、転職活動にも使える、万能かつ強力な武器になる。
さらに、マーケティングは現代経営学に通じる学問なので、あえて言えば才能や能力に依存しない。
つまり、コツコツと勉強すれば確実に身につくスキルであり、マーケティングに関する書籍やサイトは文字通り掃いて捨てるほどあるので、やる気さえあれば、あなたの人生を豊かにする一生モノのスキルとなる。
サラリーマンのわたしを救ったマーケティング
わたしは、勤務先で約2年間、マーケティングの講師をしていたことがある。
なぜ、マーケティングの講師をしていたのかというと、担当の赤字店舗をマーケティングを駆使してV時回復させたら、ちょっとした話題になって講師をやりませんか?とお声がかかったから。
赤字も解消できたし、社内講師という付加価値も創造できたのは、まさにマーケティングを学んだからに他ならない。
わたしがマーケティングに興味を持ったのは、リアル店舗の販促活動のためで、WEBサイトやブログの運営がきっかけではない。
しかし、今は現場から本社へ異動したので、本業でマーケティングスキルを発動することは、ほとんどなくなった。
その代わりに、今度は副業のWEBサイトやブログの運営に大いに役立つことになった。
まさに一生モノのスキルだ
現代マーケティングのポイント
現代マーケティングは、「いかに顧客に共感してもらい、感情を揺さぶることができるか」がポイント。
共感マーケティング
SNSが情報収集の主流となり、「どの商品を買うか?」よりも「誰(どこ)の商品を買うか?」ということに関心が集まり、価値があるものとみなされるようになった。
そして、顧客が求めるのは、もはや商品の機能や特徴ではなく、ブランドの打ち出す世界観、コンセプト、誕生ストーリーなどに共感すること。
つまり、顧客に共感される仕組みを作って、ブランディングや購買意欲を高めるマーケティング戦略が共感マーケティングとなる。
感情マーケティング
文字通り、顧客の感情に訴えかけて購買意欲を高めるマーケティング戦略のひとつ。
わたしたち人間は、感情と衝動に支配された生き物。
そんな「人間らしさ」の領域である喜怒哀楽や価値観を刺激して、商品と顧客の間に「つながり」を作り上げる。
例えば、商品の誕生秘話や思い、ストーリーが心に響いて、商品が手元にないのに、愛情や愛着が湧いている状態にしたり、将来の恐怖や不安を煽り、逃れるために商品を購入したい状態にする。
- 恐怖や不安をあおる
- 安心・安全を保証する
- 快楽・快適を得る
- 時間短縮できる
- 素晴らしい将来を提示する
これらの感情や価値を刺激して行動喚起を促す。
ある意味、扇動や洗脳にも通じる、悪魔のマーケティングと言える。
まとめ
イケオジ外伝流「稼ぐ力の3大M」の第二弾「Marketing」について考察してみた。
マーケティングは、約200年の歴史があり、産業革命によって大量生産された商品を、より多くの顧客に効率的に販売するという目的から誕生した概念。
それなりに歴史があるので、時代の変遷に伴って進化しており、現在はマーケティング4.0と言われる領域にある。
マーケティングスキルは、サラリーマンなら自分という商品を効率よくアピールできるので、転職はもちろん、出世にも役に立つし、副業で商売するときも必ず役に立つ「強力な武器」となる。
「稼ぐ力」シリーズ第三弾
〇〇〇〇〇が苦手なら、副業も起業もあきらめてサラリーマンに専念しなさい