「個人の時代」を生き抜く「稼ぐ力」シリーズ第三弾
「個人の時代」を生き抜くための、イケオジ外伝流「稼ぐ力の3大M」について考察していくシリーズの最終章。
今回の第三弾は、第一弾、第二弾を読んでからの方が理解が深まる。
「稼ぐ力」シリーズ第一弾
「稼ぐ力」シリーズ第二弾
第一弾の「自分の強み」を周囲に知らしめる武器が第二弾のマーケティングで、今回のマネタイズは、今はまだ無収益な「自分の強み」をキャッシュポイントに変えることが役目となる。
【「個人の時代」の稼ぐ力】マネタイズが苦手なら、副業も起業もあきらめた方がいい
「組織の時代」から「個人の時代」の変遷に伴って、個人でもキャッシュポイントを複数所有しないと、経済的な余裕を手にすることが難しい時代になりつつある。
もし、マネタイズに興味がなかったり、苦手意識がある場合は、副業や起業など考えずにサラリーマンに全振りして出世を目指した方がいいかもしれない。
それくらい「個人の時代」に迎合する場合、マネタイズは重要なスキルになっている。
以上を踏まえて、個人がインターネットを使ってマネタイズする方法を考察していこう。
1.ECモデル
楽天やAmazon、ヤフーショッピングのような、商品を販売するウェブサイトを運営して、電子商取引に伴う出店料及び売上手数料を収益化するモデル。
自社サイトや個人サイトの場合、人気商品があれば、すぐに成果を出すことも可能だが、集客力は楽天やAmazonには到底及ばないので、広告費やマーケティング戦略は必須となる。
売上手数料を払わずに、アクセサリーなどの商品や、サービスを販売したいなら、個人サイトでの販売を検討する価値はある。
2.仲介モデル
いわゆるマッチングサービスのこと。
目的・利害が一致する人を結びつけることで発生する「マッチング成立時の手数料」を収益化するモデル。
男女の出会いから、メルカリやヤフオクなどの物販、ココナラやクラウドワークスなどのサービス販売、さらに不動産の仲介など、ジャンルや分野は多岐にわたる。
仲介モデルの特徴は、
- 特別なスキルや商品がなくても、WEBサイトさえあれば始めることができる
- マッチングする対象は常に存在しているので、アイデア次第ではビジネスの種は無限にある
- 参入のハードルは低いので、個人が、起業や副業として挑戦するのに適している
興味がある人は、わたしが利用している「ココナラ」に登録すればイメージしやすいと思う。
ちなみにココナラは、クリエイターへの制作依頼から個人のお悩み解決までできる、スキルのオンラインマーケットで、「誰かの得意」を購入するだけじゃなく、「自分の得意」も販売できる「個人の時代」のプラットフォーム。
3.広告モデル
ヤフーやグーグルなどの検索エンジン、ユーチューブ・インスタグラムなどのSNSや、WEBサイトやブログを運営して広告を掲載する、または顧客が広告をクリックするなどのアクションで収益化されるモデル。
「広告の表示を成果とするインプレッション型」と、「広告のクリックなど、アクションによって報酬を得る成果報酬型」があり、個人のWEBサイトやブログの場合は後者の成果報酬型が多い。
ビジネスモデルの性質上、当然ながら母数の多さが重要になるが、特定の分野において影響力があれば、母数が少なくてもインフルエンサーとなる場合もある。
ちなみに当サイト「イケオジ外伝」は、GoogleアドセンスとA8ネットなどを利用しているので広告モデルに該当する。
現時点ではまだまだ、ひよっこサイトだが、イケオジ界の頂点に立つサイトを目指している。
4.課金モデル
アプリやサービスで課金すれば、「特殊な機能」「便利になる機能」が使えるようになる仕組みで課金を促し、収益化するモデル。
インターネットにおけるマネタイズの代表選手であり、ユーチューブのスーパーチャット、オンラインサロン、ゲーム内での課金など、無料で利用できるサービスに付加価値をつけて、顧客の優越感を刺激することで収益を生むシステムを構築することがポイントになる。
WEBサイトやブログでも、LINEグループへ誘導したり、メルマガ登録を促したり、オンラインサロンへ参加してもらったりする仕組みづくりは重要で、多くのインフルエンサーやユーチューバーもやっている、ネット時代におけるマネタイズの王道と言える手法。
まとめ
マネタイズは、ビジネスの根幹であり、「個人の時代」のイケオジ外伝流「稼ぐ力の3大M」の中で最も難しいことかもしれない。
ビジネスにおいて、「0を1にする」ことがどれだけ困難なことか、起業経験者はもちろん、WEBサイトやブログ運営者、そしてサラリーマンでも分かること。
- 第一段階:「自分の強み」を理解して磨き続けて、ビジネスに活かす意識を持つこと
- 第二段階:「自分の強み」を世間に知らしめるためにマーケティングスキルを習得すること
- 第三段階:「自分の強み」を商品化・サービス化して、販売すること
この順番を守りつつ、自分に合った方法で、マネタイズを実現してほしい。
今回紹介した4つのモデルから、一つを選ぶということではなく、合わせ技一本のイメージで、自分に合った組み合わせを見つければいい。
そして、「あなたの強み」を「あなたの価値」を、世間に知らしめよう。