「稼ぐ力」がイケオジの「たしなみ」なら、「お金の使い方」はイケオジの「教養」
普段から勉強して備えておくべき教養、それがお金の使い方。ある意味、稼ぐ力より重要かもしれない。
使うべきときに迷わず使い、使うべきではないと思ったらキッパリと断る。そんな言動にイケオジとしての品格が宿る。
イケオジたるもの、お金をたくさん持っていればいいというわけではない。ましてや、何でもかんでも買いまくることが、かっこいいわけではないことは押さえておこう。
お金の使い方は、「投機・投資・消費・浪費・寄付・貯蓄」の6種類
一般的にお金の使い方は、3種類と言われているが、イケオジ外伝では、さらに細かく6種類に分けて考える。
この中で、イケオジ三大要素の経済的余裕を手に入れるために、割合を増やさなければならないのは投資。
独身で若い頃は、投機と浪費の割合が多く、結婚して家族が増えれば消費の割合が増える。子育てが落ち着くと余裕ができて投資の割合が増えたり、大富豪になれば寄付の割合も増える。
人生のステージによって傾向はあるものの、方向性としては「投資の割合が増える」ように努力する必要がある。
投機:ハイリスクハイリターンの金融商品
不確実だけど、もし当たれば短期的に大きな利益が望めそうな対象にお金をかけること
投資:株・不動産/自己投資(スキルアップのスクール代など)
不確実だけど、資産の価値に着目して「中長期的」に利益か望めそうな対象にお金をかけること
消費:生活必需品などの生きるために必要なもの
消費は価値の等価交換。主に生活するための必要経費で、家賃・食費・水光熱費などが該当する。
浪費:出費が利益を上回るような物やサービス
不必要で無駄な出費。ギャンブル代、見栄を張るために買ったけど使用していない物、興味がないのに付き合いで行った高級ビュッフェなどが該当する。
寄付:見返りを求めない付与
一般的には、社会問題の解決や思いを寄せる個人や団体に無償で与えることを言う。
貯蓄:主に銀行預金でお金を蓄えること
自由に引き出せるお金のこと。使おうと思ったらすぐ使えて、元本が保証されている状態。
まとめ
気をつけたいのが、当時は投資だと思っていたものが、実は浪費だったり、浪費だと思っていたことが、実は投資だったりすること。
つまり、目論見が外れる場合が意外と多いのだ。
投資だと思って通ったプログラミングスクールを途中でやめたら浪費となるし、趣味でやってたユーチューブがバズって人気ユーチューバーになったら投資になる。
まあ、生きていれば、いろんなことがあるので、この変化も人生の醍醐味のひとつと言えるだろう。
この記事のポイント
お金の使い方「投機・投資・消費・浪費・寄付・貯蓄」の6種類の中で、投資の割合を増やすことが、経済的余裕を手に入れる一番の近道である。
まずは、浪費・投機を最優先で減らして、投資や貯蓄に充てることから始めよう。