「推し活」やるなら、誰も推してくれない、かわいそうなあんた自身を推してやれ!

 
ジョーカー
ぶっちゃけ、今の世の中理解できないことだらけなんだけど、最近特に思うのは「推し活」ってなんやねんってこと。赤の他人に惜しげもなくお金と時間を使う理由が分からへんのよ。
 
中の人
心の声(いやいや、こちらもなぜ突然関西弁なのか理由が分かりません。。。)まあ、本人が良ければ良いのではないかと思います。個人の自由なので。広義に捉えれば、プロ野球チームやJリーグなどのファン、Dオタ(ディズニーオタク)も「推し活」になりますよね。
 
ジョーカー
まあ、気持ちは分からんでもないんやどな。そういう意味では大なり小なりみんな誰かを応援しているわけやし。ただ、自分の生活を犠牲にしたり、私財を投げ打ってまで応援するのは異常やで。自分の家族や仲間ならまだしも赤の他人なんやし。心理学的にはどうなんやろか。
 
中の人
心の声(いやいや、もう関西弁やめましょう。いまさらいじりにくいし。。。)とはいえ、いまや「推し活」はマーケティングや経済活動にも影響を与えており、企業としても無視できない存在です。こうなると金の臭いがプンプンしてきますね。わたしたちも「推し活」について考える良いタイミングかもしれません。

自己投資は自分の推し活!イケオジを目指すなら推しは自分自身の一択

自分の娘の年齢に近いアイドルの「推し活」をしているおじさんを何人も見てきた。

まあ、いい歳こいたおじさんだし、他人のわたしがとやかくいう話ではないし、本人がそれで幸せで、まともな生活ができてるなら問題ない。

ただ、もしあなたが、イケオジになって人生を変えたい、人生逆転したいという気持ちがあるなら、今すぐ赤の他人への「推し活」をやめた方がいい。いや、やめるべき。

今からでも遅くないので、自分への推し活を始めてほしい。

1.身体を鍛えるために筋トレ・運動する

一番重要だけど、一番簡単に始められる自己投資は、体を鍛えること。

  • スポーツジムに入会する
  • キックボクシングのジムに入会する
  • テニスを習う
  • 自宅で自重トレーニングする
  • 週3でランニングする
  • ロッククライミングを習う

身体を鍛えることは、イケオジになって人生逆転したいなら避けては通れない。

人生100年時代と言われる昨今、健康寿命を延ばすためにも、運動やトレーニングは必要不可欠であることは言うまでもない。

ジムや習い事なら月謝1万円くらいは必要だし、好きなブランドのウェアや機能性の高いトレーニング器具を揃えたければ、それなりに費用がかかるけど、最愛の推しのためなら痛くも痒くもないだろう。

ちなみにわたしは何事も見た目から入るタイプなので、キックボクシングを始めたときは、Venumの上下を何着も買ってしまったのはココだけの話だ。

2.モチベーションが爆上がりする高級品を買う

最愛の推しがほしいものを買ってあげるのは、最も分かりやすい応援の形。金額が高ければ高いほど愛情の深さを示すことができる。

普段は絶対買わないような高級品を買うことは、自分自身へのリスペクトに繋がって、やがて自分自身を信用できるようになる。

他人への「推し活」に夢中になる背景には、無意識に「自分みたいなダメな人間にお金を使うくらいなら、がんばっているあの子に使った方がいい」みたいな思いがある。

自分は「高級品に値しない」と無意識レベルで認識しているのであれば、高級品を与えてあげることで、だだ下がりだった自己肯定感を強制的に上げることができる。

ちなみに、今わたしが自分にプレゼントするなら腕時計にする。

3.資格を取る/新しいことを学ぶ

若かりし頃に取ろうと思っていた資格や、学ぼうと思っていた分野に挑戦する。

もう歳だから、自分は才能ないから、時間がないから

 
ジョーカー
いつから、そしていつまで、そんな言い訳を言ってるの?

人生100年時代と言われて久しい昨今、アラフォー/アラフィフなんてまだまだ折り返し地点。今日は「残された人生で一番若い日」なんだから、遅すぎるなんてことはない。

  • 英語を話せるようになりたい
  • もっと稼げるようになりたい
  • 宅地建物取引士の資格が取りたい
  • 行政書士の資格が取りたい
  • 歌を本格的に習いたい

いくつになっても挑戦し続ける男はかっこいい。

イケオジを目指すわたしたちは、常に野心的かつ貪欲であるべきだし、ほしいものは素直に奪いに行く気持ちを忘れてはならないし、「それ」をやらない理由を何かのせい、誰かのせいにしてはならない。

恐ろしい「推し活」の正体

いまや完全に市民権を得た「推し活」だが、課題がないわけではない。

もちろん精神面において良い影響を与える場合もあるが、「推し活」には多くのリスクがあることは押さえておくべきだろう。

特に危険なのは過度な依存による可処分所得(自由に使える手取り)の使い込みで、最悪の場合は生活破綻やパパ活・闇バイトに手を染めることになる。

ホストやメンズ地下アイドルの「推し活」でパパ活する女性、応援するアイドルのCDを大量に購入したりライブ配信アプリで大量に「投げ銭」するおじさん。

あえて言えば、自分の可能性を否定し、他者の可能性に全ベットする行為と言える。

「推し活」とは、誤解を恐れずに言えば偶像崇拝に近い。

まとめ

今回は、どうせお金や時間を使うなら他者への「推し活」をやめて「自己投資」しようというテーマ。

ただし、わたしは「推し活」を否定しているわけではない。

矢野経済研究所の調査では「推し活」の主要ジャンルであるアイドル・アニメ市場は4000億円(国内)以上という大きなマーケットであり、日本人の3人のうち1人は「推しがいる」と自認しているらしい。

もはや完全にカルチャーと化している。

一方で、世界的に見ると日本の「推し文化」は依存度が高く、応援する金額もかなり高額という特徴がある。

この状況を逆手に取れば、ライバルたちが他者にお金や時間を使って消耗しているうちに、わたしたちは自己投資して自分を磨き続ければ、大きな差をつけることができる。

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