【30万円〜60万円ならロンジン!】40代50代の中年世代におすすめ機械式腕時計

ロンジン、恥ずかしい?
 
ジョーカー
職場で腕時計チェックしてると、高級時計ならオメガ、タグホイヤー、グランドセイコーが多い。たまにロレックス、IWCという、ごくごく普通のラインナップなので、おもしろみにかけるよ。
 
中の人
職場の30代40代はオメガが多い印象です。「時計には興味ないけど、不動産系だし、いい時計買っとくか。ロレックスは買えないけど、オメガなら買えるぜ」みたいな「にわか層」だと思われます。もちろん腕時計してない人もいるし、普通にセイコーやシチズンも多いですね。ちょっと人とは違う時計がほしい人におすすめとかありますか?
 
ジョーカー

おすすめすはロンジン。高級時計の中ではリーズナブルな価格帯だし、かぶることもないはず。歴史のある名門ブランドなんだけど、過小評価されてる気がするな。おじさんより上の世代ならロンジンのすごさが分かると思うよ。

【30万円〜60万円ならこれ!】40代50代におすすめのロンジン(LONGINES

イケオジにおける腕時計は、自己主張のアイテムとして、人生をともにする相棒として、元気の源として、大きな役割を果たす。

まあ、家でも車でも何でもそうなんだけど、買う前の「どれにするか悩んでるとき」が、一番幸せだったりするのはわたしだけではないはず。

このページまでたどり着いたあなたは、まさにそんな状況ではないだろうか。

オメガにしようかな、チューダーにしようかな、ちょっとがんばってグランドセイコーもいいな

悩みを増やして申し訳ないが、その候補の中に入れてほしいのが今回おすすめするロンジン。

ロンジン(LONGINES)の歴史

1832年

時計製造の熟練者であったオーギュスト・アガシュによってスイスのサンティミエで創業。現存する時計ブランドの中でも特に古い歴史を持つ。ちなみに5年後の1837年の日本では、大阪の役人だった大塩平八郎が江戸幕府に反乱(大塩平八郎の乱)を起こしている。さらにロレックスの創業が1905年ということを考えると、そのすごさが際立つ。ロンジン社のために列車の駅が作られ、道が整備されるほどの影響力があった。

1867年

サンティミエの「レ・ロンジン」と呼ばれる場所に工場を建設し、ブランド名もロンジンとなる。自社で一貫して製造できるマニュファクチュールを実現して業界に革命を起こした。そこで製造された「キャリパー20A」は、パリ万国博覧会にて銅メダル受賞。以降受賞を重ね「世界で最も受賞数の多いブランド」となった。ロンジンの成功を目の当たりにした多くの時計ブランドが、マニュファクチュールを導入。文字通りスイス近代時計産業の礎を築いた。

1880年

ブランド名「ロンジン(longines)」と「翼を備えた砂時計のロゴ」を商標登録。ロンジンは、世界知的所有権機関(WIPO)に登録されている時計ブランドの中で、ブランド名が変わらず登録されている最古の国際時計ブランドである。

1919年

国際航空連盟の公式メーカーに認定。空のパイオニア専用の時計開発に着手。

1931年

大西洋無着陸横断飛行を成功させたリンドバーグの依頼により製作された「アワーアングル・ウォッチ」が、当時のパイロットのマストアイテムに。結果、ロンジンの人気は揺るぎないものになり、20世紀前半はパイロットウォッチの代表ブランドとして世界中から認知される名門ブランドとなった。

1954年

以前よりスポーツ界との関係も深かったロンジンは、計時精度のさらなる向上を目指し、電子式クォーツ時計を発表

1969年

電子式クォーツ時計のノウハウを活かして、世界初の電子式クォーツ腕時計を発表。以降は各種スポーツの世界選手権でタイムパートナーとなり、長年に渡りスポーツの世界で信頼と実績を積み重ねることとなる。

1983年

セイコーが水晶の振動によって正確な時を刻むクォーツムーブメントを開発。これにより時計業界の常識が大きく変わった。いわゆる「クォーツショック」によって、スイスの時計業界は大打撃を受ける。名門ブランドのロンジンも例外ではなく、継続するために規模を縮小し、スウォッチグループに統合され、ムーブメントの製造を終了した。

ロンジンの「特徴と魅力」3つ

愛用者は西郷隆盛にアインシュタイン。

歴史を知ればロンジンのすごさは言わずもがなではあるが、現代のロンジンにもたくさんの特徴と魅力がある。

現在のロンジンは世界最大の時計製造グループ【ザ・スウォッチ・グループ】に属している。

役割としては高級時計の中でも比較的リーズナブルな価格帯を担っており、高級時計初心者や、2個目の高級時計としても狙い目。

伝統と革新が融合した独自の特徴と魅力がある。

1.過去の栄光と現在のトレンドが見事に融合

スウォッチグループに統合されて以降は、どちらかというとスタンダードなデザインが多く、存在感を失いつつあったが、過去の人気モデルを復刻させた「ヘリテージシリーズ」や、クラシックとエレガンスの融合がコンセプトの「マスターコレクションシリーズ」など、伝統と革新を融合することで息を吹き返した。

多くの時計ブランドが復刻シリーズを発表しているが、ロンジンほど「復刻シリーズ」が人気になる例はない。

まさに伝統と革新の融合によりプラスαの価値が生まれた瞬間と言える。

2.「にわか層」を打ちのめすエピソードが満載

  • ロレックス創業より70年以上前に創業している老舗ブランド
  • 万国博覧会で合計28個の金メダルを獲得し、世界で最も受賞数の多いブランド
  • 1900年代の前半までは、現代のロレックスに匹敵する知名度があった
  • マニュファクチュールの原型となる工場を建設して、当時の業界に革命を起こした
  • 時計にブランド名やロゴを入れて価値を高めた(憧れのブランドだったのでニセモノが増えたため、対策として商標登録した)
  • 世界初の電子式クォーツ腕時計を発表した

3.アンティーク時計としての地位が高い

長い歴史があるロンジンは、当時から革新的な技術やスタイリッシュなデザインを推進しており、それぞれの年代で、それぞれの年代を代表するような時計を多く発表している。

もちろんロレックスやオメガのアンティークも人気だが、当時はロンジンの方が実力も知名度も人気も上であり、アンティーク時計が好きな人は懐中時計・腕時計ともに、コレクションしたくなるラインナップが豊富に揃ってることはロンジンの大きな特徴だろう。

さらに、ロンジンのアンティーク時計は、古さを感じさせない先進的なデザインなので、スタンダードなデザインばかりのオメガやロレックスにはない魅力がある。

まとめ

ロンジンをネットで検索すると「恥ずかしい」というワードがよく出てくる。

リーズナブルな価格や、スウォッチグループであることで高級時計としての価値を感じない「にわか層」が、投資対象として「価値がない=恥ずかしい」と判断していると思われる。

現代のムーブメントの普及率は、クォーツ97%となっており、機械式はわずか3%しかない。

いまや機械式時計は完全に趣味と投資の産物になってしまった。

たしかに希少性という観点で見れば、ロレックスと比べると大きな差がある。

しかし、本当の時計好きは、そこを基準に価値判断していない。

そんな今だからこそ、ロンジンを選ぶことに意味があるし、見る人が見れば「この人は時計好きだな」「違いが分かる人だな」と思われる。

伝統からにじみ出る上品さと、数々の偉業を支えた品質を併せ持つロンジンの腕時計は、一生モノとしておすすめであり、あなたを「本質が分かる男」に昇華させる武器になるだろう。

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