あなたが運営するWEBサイトやブログのアクセス数が伸びないなら、「Pinterest(ピンタレスト)」をやってみよう。
ピンタレストは、日本でユーザー数が1050万人を突破し、年々利用者を増やしている成長中のビジュアル探索型プラットフォーム。
広義ではSNSの範囲ではあるものの、インスタグラムやX(旧ツイッター)などの王道SNSとは違ってユーザー同士の交流はほとんどない。
使用イメージは、誰かに見せる目的ではなく、画像をブックマークして後で参考にするという使い方となる。
例えば、お風呂のリフォームをしたい人がお風呂のリフォーム関連の画像をブックマークしておいて、後でゆっくり比較しながら検討していく、といった使い方。
つまり、ピンタレストはビジュアルコンテンツを発見するための検索エンジンであり、ピンタレストユーザーが求めていることは、自分にとって特別なアイデアやインスピレーションを見つけて保存すること。
よって、他のSNSのように有名人や友人と連絡を取り合ったり、新しい人とつながったりすることは求めていない。
「Pinterest(ピンタレスト)」とWEBサイト/ブログのシナジー効果でアクセスアップ
ピンタレストとWEBサイト/ブログの親和性が高い理由は、サイトを開設したばかりだったり、検索ページの1ページ目にどうしても掲載されない場合、ピンタレスト経由でのアクセスアップが期待できることと、記事はダメでも、画像が検索ページの1ページ目に掲載される可能性があるなど、新たなアクセスが期待できるから。
つまり、通常のSEO対策がうまくいってなくても、ピンタレストをやれば、新しい角度からのアクセスアップが望めるのだ。
ピンタレストは、ピンと呼ばれる画像をユーザーのボードにコレクション(カテゴリー分け)していくことで、自分のボードには自分で作成したピンや、他のユーザーが作成したピンを保存して、自分だけのボードが形成されていくという特徴がある。
そして、あなたが作成したピンが検索されることで他のユーザーのページに掲載されて、クリックされたり保存されることでサイトのアクセスアップにつながる。
さらに、ピンタレストのドメインパワーは80以上という超優良サイトなので、被リンク効果も期待できる。
以上のように、WEBサイト/ブログとピンタレストのシナジー効果は極めて高い。
もはや、やらない理由が見当たらないのだ。
「Pinterest(ピンタレスト)」の国内データ
- ユーザーの特徴:美しいものやおしゃれなものが好き、センスやクオリティに強いこだわりがある。
- ユーザーの男女比:女性(16歳以上)が60%を占めるが、近年は若年層の男性が増えてきている。
- 年齢分布:16~24歳28%、25~34歳19%、35~44歳20%、45~54歳20%となっており、最近はZ世代が増えてきている。
- 利用目的:「新しい商品やブランドを探すため」で、6割のユーザーがショッピングのために利用している。Z世代の多くはショッピングの参考にしている。
- 年収:世帯収入850万以上のユーザーが16%となり、高収入なユーザーが多い。
- 画像検索機能:Xやインスタグラムより優れており「なぜ知ってるの?」と思うくらいピンポイントでおすすめが表示される。
「Pinterest(ピンタレスト)」にピンを10個投稿してみた結果
参考までにピンタレストと当サイト「イケオジ外伝」を連携させて、2週間でピンを10個作成したガチ結果を公開しておこう。
- インプレッション数:254
- エンゲージメント数:52
- アウトバウンドクリック数:12
- 保存数:1
- 合計オーディエンス:3
特筆すべきは2週間という短い期間で、サイトへ12アクセスという結果を出したこと。
今後運用を続けることでピンタレスト経由のアクセスは相乗効果で増え続けることが期待できる。
ピンタレストについて詳しいサイトはこちら
まとめ
ピンタレストは、画像や動画を検索し、日々の暮らしの様々なシーンのアイデアを発見できる「ビジュアル探索型」のプラットフォームであり、現在の状況を共有するXやインスタグラムとは違って「これからの未来」を創造するためのアイデアを見つけることができる。
よって、ユーザーの質もXやインスタグラムとは異なり、承認欲求を満たすというより、将来の自分に有効な情報を求めているコアなユーザーが多いという特徴がある。
ピンタレストの検索上位の97%が非指名検索なので、知名度やフォロワー数、アクセス数などに関係なく表示されるので、初心者でも十分戦える。
そして、グーグルのペンギンアップデートとパンダアップデートにおびえる必要がない。
やはり、ピンタレストを利用しない理由が見当たらない