今回のテーマは「大人の色気」について。
イケオジを語る上で、外せない要素のひとつで、モテるに直結する概念。
まだまだオレはモテたいんじゃ
そんなアグレッシブなあなたのために、色気についてイケオジ外伝らしく斜め上からあれやこれやと考察していきたい。
【イケオジの色気】モテたいなら大人の魅力を最大限に活かすべし
イケオジの色気を考察する前に「色気の定義」を確認しておこう。
いろ‐け【色気】 の解説
1 色の加減。色の調子。色合い。「青の—が薄い」2 異性に対する関心や欲求。色情。「—がつく」
3 人をひきつける性的魅力。「—たっぷりの目つき」
4 愛嬌 (あいきょう) 。愛想。おもしろみ。風情。「—のないあいさつ」
5 女性の存在。女っ気。「—抜きの宴席」
6 社会的地位などに対する興味・関心。「大臣の椅子に—を示す」
引用:goo辞書
ネットで「イケオジの色気」について検索すると、掃いて捨てるほど情報がある。
しかし、どれも同じような内容ばかりだし、自然体の自信とか、清潔感とか、リーダーシップとか、イケオジの条件と被ることが多い。
それではあまりにつまらないし、回答としての意味をなさない。
なので、イケオジ外伝ではもっと掘り下げて「イケオジの色気」を生み出す方法を3つ考えた。
1.ギャップで感情を揺さぶる
男性側から見た女性に対するギャップ萌えはたくさんある。
- ミニスカポリス(古くてすんません)
- 喪服の未亡人(不謹慎ですんません)
- 清楚な人のチラみせ(エロですんません)
- メガネを外したら雰囲気が変わる(これは男女あるある)
- まじめな女性の水着姿(エロですんませんpart2)
色気は英語でセックスアピールなので、どうしてもセクシー路線になってしまった。
とはいえ、いわゆるギャップ萌えは世にあふれている。
例えばマンガなら、
- 普段はふざけてたりだらしないが、ここぞというときはすごい「ルパン三世、シティーハンターの冴羽亮、ワンパンマンのサイタマ、ワンピースのルフィ」
- かわいいけど、めちゃくちゃ強い「アラレちゃん、ドラゴンボールの孫悟空(初期)、鬼滅の刃の我妻善逸、うる星やつらのラムちゃん」
魅力的なキャラクターはギャップだらけだ。
話を戻そう。
このギャップ萌えから発生する色気を中年世代のおじさんに転じたらどうなるか考察していこう。
- 怖そうな印象があって気軽に話しかけれなかったが、話してみたら優しくていい人だった
- 40代50代の大人だが、少年のような心を持っている
- 仕事のときは分からなかったけど、Tシャツになったら腕が筋肉でたくましい
- 普段はチャラチャラしているが、大きなプロジェクトを当たり前位のように成功させる
- 仕事では完璧主義者だが、プライベートはちょっとドジなところがかわいい
などなど、あなたのキャラクターにもよるが、いろいろなバリエーションがありそう。
注意点として、必ずしも「逆もまたしかり」とはならないこと。
「悪い印象→良い印象」が理想で「良い印象→悪い印象」の場合は"色気"以前に"嫌悪"が勝る可能性があることは押さえておこう。
意識すべきこと
2.見た目のセクシーを追求する
これも男性側から見た女性に対するセクシー目線はたくさんある。
- スーツスタイルの胸の谷間(条件反射で見てしまう)
- ニットで際立つボディーライン(冬は目のやり場に困る)
- ふいに目に入ったうなじ(あのときの一瞬は永遠だった)
- ワイシャツで下着が透けている(お母さんごめんなさい)
- 男泣かせの繊細な指とサラサラの長い髪(妄想天国ですんません)
この見た目のセクシーから発生する色気を中年世代のおじさんに転じたらどうなるか考察していこう。
- ベッタベタだけど外せないのは、ネクタイを緩めてワイシャツのボタンを開ける:女子の声「戦い終わった隙に魅力を感じる」「表情も緩くなっていい感じ」「ネクタイは外した先の裸まで想像しちゃう」
- 鍛え上げられた身体はシンプルにセクシー:女子の声「背筋を伸ばして凛とした姿勢がいい」「鍛え上げられた身体には抱かれたくなる」「ふと腕まくりしたときの上腕二頭筋にうっとり」
- チラっと見える普段隠れてる部分にキュン:女子の声「手の甲や腕の血管はエロい」「繊細な指使いにいろいろ想像する」「指はセクシーの象徴」「Vネックだと鎖骨が見えてセクシー」
「色気=セックスアピール」ということは「色気=男(女)らしさ」と言える。
とはいえ、この領域はいわゆるフェチの領域だったりもするので、最大公約数的に考えるといいだろう。
注意点としては"露出が高いこと"がセクシーではなくて"裸や性を連想させること"がポイントになること。
何の脈絡もなく露出が高い男性は、シンプルに変態扱いされるのでそこは間違えないようにしよう。
意識すべきこと
3.余裕と自信を備えた堂々とした立ち振る舞い
1や2と違って、男女共通ではなく中年世代の男性特有の色気になるのが、豊富な経験に裏付けされた余裕と自信だ。
これはむしろわたしたちおじさん世代の特権とも言える。
- どんな状況に立たされようが冷静沈着
- チャラチャラしていない
- 口説いてこない
- 普段からキョドってない、ビクビクしてない
- すぐにイライラしたり腹を立てない。感情が安定している。
- 小さいことに動じない
- 自責思考で物事を捉える
- レディファーストが自然にできる
- 物腰が柔らかい
- 運転がうまくてスムーズ
いわゆる「大人の余裕」と言われる分野。
これは普段の心がけ次第なので実践あるのみ。
とはいえ、単純だけど難解を極めることもまた事実。
なぜなら女性は「余裕のない男」を見分ける能力に長けていて、余裕のない男を格下に見る傾向があるから。
これは立場や役職は関係なくて、勤務先の社長に余裕がなければ、自分はアルバイトでも「あいつは余裕がない男」とレッテルを貼る。
これは良い悪いという話ではなく、そういう傾向があるということなので、この傾向を理解して、もっと言うと利用するくらいの戦略を立てたい。
意識すべきこと
まとめ
男性のモテ要素は年代によって変わる。
- 小学生:足が速い・頭がいい・おもしろい・人気者
- 中高生:背が高い・頭がいい・運動部のエース・ヤンキー風・イケメン
- 若者:仕事ができる・稼げる・人脈が豊富・筋肉質な体、背が高い・イケメン
- 中高年:鍛え上げた体・清潔感のある見た目・大人の余裕・落ち着いた雰囲気
若者は、イケメンとか、背が高いとか、先天的な要素が"モテる"に直結することが多いが、中高年になると、先天的な能力よりも、弛まぬ努力で手に入れた「経済的余裕」「社会的地位」「毎日ケアしている見た目」など、後天的な価値が"モテる"に直結する。
若い頃は到底太刀打ちできなかったあのイケメンや、大好きだったあの子をもてあそんだあのにっくきプレイボーイに、今なら勝てるかもしれない、いや勝てる!
彼らがただの中年になって「昔はモテたんだぜ!」とキャバ嬢に自慢して悦に浸っている間に、わたしたちはイケオジになって追いつき追い越して、圧倒的な差をつけることができる。
まさに人生逆転、ジャイアントキリングだ!