あれ、なんかつむじデカくなった?
不意を突かれた。
こちらの認識では進行しているのはМ時ハゲであって、頭頂部はノーマーク。
しかも何の忖度もしない妻からの発言とあって、信ぴょう性は極めて高い。
え、マジで?髪型のせいだと思うけど・・・
必死だった。髪型が何年も同じなのは妻も知っているのに、わけの分からない返答をしてしまう。
明らかに動揺している。
動揺していないフリをしながら買い物を終えて家路を急ぐ。
なぜ急ぐのかと言えば、頭頂部を確認したいからに他ならない。家についたらこっそり頭頂部を撮影してみる。
光の反射によっては薄くなってるようにも見えるが、違う角度で撮影したら、前からこんな感じだったような・・・と安心してみたり。
また、違う場所で撮影しては絶望してみたり。
まるで世界が終わったような絶望感
欧米人はスキンヘッドでもかっこいいけど日本人がやると・・・
一般的に欧米人は薄毛が進行したらスキンヘッドにしている人が多い。
薄毛を気にしてないわけではないが、薄毛の割合が多いので自然に受け入れられており、フランス、イタリア、ドイツでは色気やセクシーさがあるとされ、長所として認識されている国もある。
よって、欧米諸国ではアジア圏や日本人によく見られるバーコード頭はほとんど見られない。
日本では、バーコード頭に限らず、強風の日や風呂上がりなど、毛がないところに毛を持ってきて頭皮を隠すことが、生活の一部になっている人も多い。
日本は薄毛率が低いので、マイノリティのイメージがあって、いじられたり、からかわれたりするので隠したいと思うのは自然なことだろう。
一方で、ジェイソン・ステイサムやドウェイン・ジョンソンのような、イケオジ界のレジェンドは、
- 顔立ちが濃くて、首が太い
- 下顎骨がしっかりしている
- 筋肉質で体がでかい
というスキンヘッドが似合う要素を高レベルで満たしている。
わたしたち日本人でも、気合いと根性である程度まで近づくことはできそうだけど、生まれ持った骨格や顔立ちはいかんともしがたい。
さらに日本でイケオジとされている西島秀俊、竹野内豊、玉木宏などの面々は、みんなふっさふっさという事実を真摯に受け止める必要がありそうだ。
わたしたち日本人は総じてスキンヘッドが似合わないし、薄毛に対してもネガティブな印象を持っていることは理解しておこう。
中年世代イケオジ世代にとっては死活問題のハゲ・薄毛の対策3選
今のAGA(男性型脱毛症)治療は、かなり進歩しているものの、完治する病気ではなくて、投薬治療は進行を遅らせることが目的となる。
そして、治療をやめれば元に戻ってしまう。
であれば、髪がふっさふっさのあなたも、薄毛が気になりだしたあなたも、今ある髪を死守することから始めるべき。
というわけで、今日からできる対策を紹介しよう。
1.洗髪後はドライヤーでしっかりと乾かす
洗髪後は必ずドライヤーを使いなさい
よく「オレはベリーショートだからタオルドライで問題ないでしょ」という人がいるが、それは大間違い。
いわゆる生乾き状態は頭皮に良くない。
濡れた布を放置しているようなもので、雑菌が繁殖して匂いを放つという最悪な状況が、自分の頭皮で起きていると思うとゾッとする。
ドライヤーは強風で一気に乾かして、最後に冷風でスタイリングしつつ、クールダウンして生乾きにならないよう完全に乾かすのがポイント。
もちろんシャンプーも薄毛用がおすすめ。
毎日使うものだから、いろいろ試して自分に合うものを探してみよう。

2.食事・睡眠・運動を基本とした規則正しい生活をする
薄毛の原因をGoogle先生に聞くと、必ずヒットするのが生活習慣の改善。
- 不規則な生活習慣
- 睡眠不足
- 栄養バランスが偏った食事
- 運動不足
上記の悪い習慣はホルモンバランスが乱れてAGAになる大きな要因と言われている。
裏を返せば、規則正しい生活習慣になれば、健康的でコシのある髪の毛が育つ体質になるということ。
意識さえすれば、誰でもできるので不摂生で自堕落な生活を自認しているなら、今日から改善しよう。
これができれば、髪の毛だけではなく、肌の若返りやダイエットにも効果がある。
飲み会をさらりと断って、代わりに筋トレやランニングをやるだけで人生は好転する。
3.髪に栄養が行き届くように必要な栄養素を摂取する
無理なダイエットによって、髪に栄養がいかなくなって抜け毛や薄毛になる可能性がある。
カロリー不足が原因で基礎代謝が低下して血行不良となり、頭皮に栄養と酸素が十分に届かなくなって、髪の毛が正常に成長しなくなる。
イケオジになるためにがんばったダイエットで頭皮が薄くなるという「悲劇という名の喜劇」にならないように注意が必要。
なお、肉食は薄毛の原因と言われているが、食べ過ぎなければ問題ない。
とはいえ、できるだけ魚と野菜を意識して食べた方がいいことは言うまでもない。
そして、薄毛には亜鉛が効果的と言われている。
こちらも過剰摂取は逆効果なので、サプリメントなどで適度に摂取することが望ましい。
何がいいのか分からない場合は、下記のスーパーマルチビタミン&ミネラルがおすすめ。
まとめ
人は誰でも、年をとる
ハゲ・薄毛と闘う覚悟は必要だが、受け入れる覚悟も必要。
もちろんAGA(男性型脱毛症)治療もあるし、植毛やウィッグを使うのもいいと思う。
わたしの周りでも、カミングアウトしている人は何名かいる。
選択肢がアデランス一択しかなかった一昔前と比べると、選択肢が増えたことは日本男児にとってはありがたい。
いざとなればどうにかなる今だからこそ、一秒でも長く自前の髪で自信を持って生活できるように、今回紹介した「ハゲ・薄毛対策3選」は必ず実戦してほしい。