先日、42歳という若さでかつての部下が亡くなってしまった。
大腸ガンの手術を終えて、5年後の暑い夏の日のことだった。まだ中学一年生の男の子を残して無念だったろうと思うと胸が痛い。
重要なプロジェクトに配属されたのが約6年前ということを考えると、ストレスや過労も要因だったのだろう。
医学的な観点では、ガンとストレスの因果関係のエビデンスはないが、ストレスによる暴飲暴食や不眠など、間接的な要因として無関係ではないことは想像に難しくない。
40代50代のサラリーマンともなると信長における「桶狭間の戦い」のような生死を懸けた闘いを何度か経験しているはず。
当然ながら人それぞれストレス耐性も違うし、家庭環境も違うので一括りにはできないが、「桶狭間の戦い」が長期間続くと心身が壊れる可能性が高くなる。
わたしもそんな戦いを何度も経験した名もなきサラリーマンのひとり。
今回の記事はそんなわたしからのお願いとなる。
中年サラリーマンは要注意!ストレスを意識的に回避する生き方を受け入れろ
まじめでがんばり屋さんのあなたのことが心配だ。
責任感が強く、まじめで妥協を許さず、他責にせず自分を責める。
そんなサラリーマンの鏡のような存在であるあなたにかかるストレスは相当なものだろう。
- オレがいなくちゃ仕事が回らない
- オレしかできない業務がある
- オレの決裁がなかければプロジェクトが進まない
- オレが間に入らないと回らない会議がある
- オレしか解決できない重大トラブルがある
オレだけ・・・オレが・・・オレしか・・・
以前のわたしもこう思っていたし、実際こういう状態だったので、こう思ってしまう気持ちは痛いほど分かるが、この状態は極めて危険であると言わざるを得ない。
体調が良いときやゾーンに入っているときは問題ないが、体調が悪くて精神的にも疲れているときもあるわけで、そんな状況でやり続ければ、心身に不調が現れる。
ある人はうつ病になり、ある人はアル中になり、ある人はガンになる。
そうなる前に何ができるのか・・・
それは、サボること。
「もう限界だ。もう疲れ果てちまった」
そうなる前に、ゴチャゴチャ余計なことを考えずに、サボることに全集中すべきで、上司や部下にどう思われるとか、評価に響くとかは考えなくていい。
あなたの命を守るために、あなたの家族を守るために意識的に、いや戦略的にサボる。
なるようにしかならないと腹をくくりなさい。
サボることで生まれる「余白」で心身のバランスが保たれる
常日頃から日常に人生を消費していたあなたが、戦略的にサボることを意識して生活することができれば、「時間」というお金以上の価値を手に入れることができる。
今までの人生になかった、「余白」を手に入れたあなたは、ちょっとの焦燥感と大きな余裕を得ることになる。
人間は追い込まれているときは冷静な判断ができない生き物。
スケジュールに忙殺されてならない。あなたが生き抜くには絶対に余白が必要だということを覚えておきなさい。
まとめ
会社において、「自分がいなければ回らない」と思っているサラリーマンは実に多い。
かつてのわたしもそう思っていたが、実際はそんなことはなくて、わたしの変わりなんていくらでもいるのが会社という組織だということを認識しておこう。
しかし、あなたの家族にとって、パパは、お父さんはあなたひとり。
あなたが死んでしまったり、いなくなってしまったら、残された家族はどうなるのだろう。
あなたがサボる理由は、あなたが生き延びる理由は、家族のためであり、あなたの周りの大切な仲間のため。
あなたには、わたしたちにはサボる大義があるのだ。

