心技体(しんぎたい)という概念は、以前より武道の世界では認知されていたが、一般的に広まったのは、1953年、柔道家の道長氏が「柔道とは何なのか?」という問いに対して、
「最終目的は心技体の錬成であり、それによって立派な人間になることである」と答えたときと言われている。
以降は、主に武道やスポーツの世界で取り上げられることが多く、いわゆる成功条件として、心技体を三位一体と捉え、体系的な理論として定着している。
そして、イケオジ界隈では、この心技体という概念に明確な順番が決まっている。
この優先順位を間違えると、イケオジ化が遠のくほど重要な部分なので、この記事でしっかり腹落ちさせておこう。
イケオジを構成する心技体についての考察
イケオジの心技体を語る前にイケオジの3大要素を確認しておこう。
イケオジ3大要素
- 経済的余裕
- 社会的地位
- 見た目
イケオジは総合力なので、この3つの要素をバランスよくレベルアップさせることがイケオジ化に欠かせない。ちなみにこの3つには優先順位はない。
そして、イケオジになるには、心技体を効率よくレベルアップさせなければならない。
イケオジ界隈における心技体の優先順位は、
1.体(身体)
イケオジの3大要素である見た目をレベルアップすることはもちろんだが、人間は体調不良だと適正な判断ができない生き物。体の調子が悪いと仕事のパフォーマンスは落ちるし、やる気もなくなるので健康は掛け値なしに最重要課題。
2.心(精神)
モチベーションやメンタルだけではなく、マインドセットや習慣まで広げて考えたい。
見た目がどんなにかっこよくても、心がイケオジ化していないとイケオジとは言えない。
3.技(技術)
サラリーマンとして出世する方法やビジネスでお金を稼ぐ方法、投資や人間関係を円滑にするためのノウハウの蓄積や、常に向上心を持って学ぶ姿勢が人生を好転させる。
イケオジの条件
健全な精神は健全な肉体に宿る
古代ローマの詩人ユウェナリスの有名な名言なので、聞いたことがある人も多いだろう。
例えばイケオジの条件として、リーダーシップと決断力があるが、体調不良や不健康な状況ではリーダーにはなれないし、正しい判断を下すことは難しい。
その他にも、
- 常に紳士的である
- 精神的・経済的に余裕がある
- 豊富な人生経験に裏付けされた自信と魅力がある
などなど、様々な条件があるけど、どれも体調不良や不健康な状況では成し得ないことばかり。
心技体は足し算ではなく掛け算。
「心 + 技 + 体」ではなく「心 × 技 × 体」なので、どれか0だと全部ゼロになる。
その中でも土台となるのは健全な肉体であり、誤解を恐れずに言えば精神と技術はその応用でしかないのだ。
まとめ
身体が資本というのは、ある意味当たり前のことだけど、忙しい日常の中でついつい忘れがちになるのが、自分の健康や精神面のケア。
当サイトでも繰り返し伝えているが、自分の健康より重要な仕事なんてこの世に存在しないことは忘れないでほしい。
なんか調子が悪いと思ったら、ちゅうちょなく休もう。約束だ。
そして、体心技の順番について、別の角度が考察しているのがイケオジへのロードマップ。
当サイト「イケオジ外伝」の骨格とも言えるイケオジになるためのロードマップ は当初から、
- 身体関連:心身を整える
- 身だしなみ関連:見た目を整える
- マインドセット関連:思考を整える
- 経済力関連:経済力を整える
という順番を定めているので、併せて確認してほしい。