イケオジの基礎というか、中年世代が豊かな生活を送る大前提が心身の健康。
身体に不調があれば運動できないし、メンタルに不調があれば、やるべきことをやるモチベーションが上がらない。
何とも地味でジジくさい話で申し訳ないが、健康的じゃなければイケオジ認定されないことは、容易に想像できる。
イケオジは、「日々の積み重ね」のみで創造される「付加価値」である。
自己規律を持って、規則正しい生活を送ることが、めちゃくちゃ重要だということを、常に忘れないでほしい。
心身の健康を手に入れる3大要素とは?
イケオジの基礎中の基礎である「心身の健康」を手に入れて、維持するために必要な3つの要素について説明していこう。
どれも当たり前すぎて拍子抜けするかもしれないが、そんな当たり前のことができてないヤツが多いのもまた事実。
1.継続的かつ安定的で良質な睡眠
まさに基礎中の基礎の、さらに基礎。
良質な睡眠がとれるように心がけてほしいことは、
- 寝る前にスマホを見ない
- 休日も普段と同じ時間に起きる※昼まで寝ない
- 適切な環境(温度・湿度など)にこだわる
- 寝る2~3時間前に40℃以下の風呂にゆっくりつかる
- 寝る前のカフェインやアルコールを避ける
他にもいろいろあるが、とにかく「ぐっすり寝る」ことにフォーカスしよう。
2.タンパク質を意識した適切な食事
三大栄養素の中でも特に重要なのがタンパク質、英語だとプロテイン。
厚生労働省では、18歳以上の成人男性は、1日65g以上(65歳以上は60g)摂取することを推奨している。
タンパク質は、最近の筋トレブームの影響で、注目度アップの栄養素。
コンビニに行けば、プロテイン関連の商品を目にすることが多くなった。
ちなみに、成人(体重60kg)の体組成の割合は、
- 水分60%
- タンパク質17%
- 脂質15%
- ミネラル等8%
となり、タンパク質の割合は高く、良質なタンパク質が健康に直結することがよく分かる。
タンパク質は、筋肉、皮膚、髪などの主成分であり、酵素やホルモン、抗体などの身体の機能を調整する役割がある。
もちろん、タンパク質以外でも、亜鉛、鉄、ビタミン、カルシウムなど、健康に欠かせない栄養素はたくさんある。
中年世代の適切な食事とは?
食品添加物まみれの超加工食品(ポテトチップスなどのお菓子やカップ麺)は極力食べずに、大地からとれる自然食品を、バランスよく、腹八分目で食べること。
特に、骨や筋肉を強くするタンパク質とカルシウムは、不足しがちなので要注意。
さらに腸内環境を整えるために発酵食品も食べてほしい。
3.適度な運動
厚生労働省や世界保健機構(WHO)では、推奨する運動習慣を定めている。
要約すると、
- 週2回以上
- 1回30分以上
- 1年以上継続
- 有酸素運動の時間は無酸素運動の約2倍
だいたいこんな感じ。
当然ながら、細マッチョを目指すとか、ダイエットが目的になると、強度も上がるし、頻度も増えることになる。
理屈は分かったが「なにやればいいか分からん!」というあなたは、とりあえず週2回、「腹筋・腕立て・背筋・スクワット」から始めてみよう。
まとめ
例えば、若い頃は平気だった夜更かしが、加齢とともにしんどくなってくる。
いつまでも若いと思いたいが、確実に加齢による衰えはやってくる。そこはいさぎよく受け入れるべき。
自分の老いをしっかりと腹落ちさせないと、対策を立てることができない。
そうしないと、「現実を見ない痛いおっさん」になってしまう。
対策は至ってシンプル。
当たり前のことを、当たり前にやるだけ、である。