一昔前まで、こんな言葉を誇らしげに口にする男性は少なくなかった。
そんな価値観が、ある意味では「できる男」の証明になっていた。
そして最近では「ショートスリーパー」という言葉も注目されるようになった。
ショートスリーパーとは、短い睡眠時間でも日中に眠気を感じず、健康的に生活できる人のことで、もしそれが可能なら、時間という人生において最も価値があるものを手にすることができる。
しかし、ここで中年男性諸君にひとつ伝えておきたい。
イケオジを目指すなら、無理に睡眠時間を削る必要はない。むしろ、しっかり寝るべき。
イケオジは寝る生き物。ショートスリーパーに憧れる中年男性へ
ショートスリーパーという言葉を聞くと、「睡眠時間が短い=ショートスリーパー」と考えてしまいがちだが、それは少し違う。
本当に睡眠時間が短くても問題なく生活できる人と、単純に睡眠不足になっている人は別物であることは押さえてこう。
例えば、朝起きても疲れが取れていない。昼間になると眠くなる。休日になると平日より何時間も長く寝てしまう。コーヒーやエナジードリンクが手放せない。
もし心当たりがあるなら、それは「自分はショートスリーパーだから大丈夫」なのではなく、単純に睡眠が足りていない可能性が高い。
イケオジに睡眠が必要な理由
ご承知の通り、40代50代になると、若い頃と同じような無理が少しずつ効かなくなってくる。
仕事では責任が増え、家庭ではやることが増える。さらに体型や肌、髪、体力など、自分自身のメンテナンスにも気を配らなければならない。
だからこそ重要になるのが睡眠。
あえて言えば、令和のイケオジとは、高価な時計を身につけることでも、高級車に乗ることでもなくて、自分のコンディションを自分で管理できる男のことだ。
疲れ切った顔で出勤し、目の下にクマを作り、休日を寝て過ごしているのに「俺は4時間睡眠で十分」と強がる愚か者がいるのなら今すぐ考えを改めなさい。
それは、かっこいいどころか、おじさんの強がりという、誰も期待していないムーブだから。
「忙しいから寝ない」は本当にかっこいいのか?
40代50代になると「忙しい」という言葉が便利な言い訳になる。
仕事が忙しい。
付き合いが忙しい。
家に帰ってからもスマホを見てしまう。
動画を見たり、SNSを眺めたりしているうちに、気がつけば深夜になっていて、翌朝、「昨日も4時間しか寝てない」と言う。
賢明なあなたならすでにお気づきだと思うが、本当に削るべきなのは睡眠ではなく、睡眠を削ってまでやっている必要性の低いゴミみたいな習慣に他ならない。
イケオジは、自分の時間を大切にする。
そして同じくらい、自分の身体も大切にする。
「寝る時間がもったいない」のではない。
明日をいい状態で生きるために、寝るのだ。
睡眠は最高の自己管理である
服装を整える。
髪型を整える。
肌をケアする。
体型を維持する。
歯の定期検診に行く。
こうした行動は、すべて自分自身を管理するためのものだ。
睡眠も同じである。
どれだけ高価な服を着ても、寝不足で顔が疲れていれば魅力は半減する。どれだけ鍛えていても、慢性的に疲れていれば仕事でもプライベートでも本来の力を発揮できない。
だから睡眠は、イケオジになるための「見えないファッション」のようなものだと考えてもいい。
人から見えないからこそ、差が出る。
「よく寝る男」は格好悪くない
日本では、なぜか未だに「寝ない男=仕事ができる」というイメージが残っている。
しかし、これからのイケオジに必要なのは、無理を自慢することではない。
「昨日はしっかり寝たから今日は調子がいい」これでいいのだ。
睡眠時間には個人差があり、誰もが同じ時間眠ればいいわけではない。重要なのは、自分にとって十分な睡眠を確保し、翌日にきちんと活動できる状態を作ることである。
もし十分に寝ているつもりなのに日中の強い眠気が続いたり、何度も目が覚めたり、大きないびきなどが気になったりするのであれば、「年齢のせい」で片付けないことも大切だ。
まとめ
若い頃は、多少の無理も勢いで乗り切れたが、40代50代はそうはいかない。
無理をすることより、無理をしないための管理能力が男の魅力に直結するわけだが、その最たるものが睡眠。
今流行りのショートスリーパーに憧れる必要はないし、4時間睡眠を自慢する必要もない。
しっかり眠って、翌朝スッキリ起きる。
仕事では集中し、休日には遊び、好きな服を着て、女性から見ても「なんか余裕がある」と思われる。
そんな男のほうが、ずっとイケオジらしいではないか。
イケオジは寝る
そして、よく寝た男は、翌日またかっこよく生きればいい。

