イケオジの見た目をテーマにすると、清潔感、おしゃれ、大人っぽい、高級感などいろいろあるけど、個人的には「裸がかっこいい」ことだと思っている。
いやいや、この記事って「イケオジのスーツについての記事じゃろがい!」というツッコミが聞こえてきそうだが、「裸がかっこいい」なら「スーツ着たってめちゃくちゃかっこいいに決まってるじゃろがい!」って話になる。
ちょっと何言っているか分からない・・・というあなたのために説明すると、ダンヒルだ、ロレックスだ、フェリージだ、という前に、他にやるべきことがあるだろ?ということ。
まずはかっこいい体を手に入れることに全集中。
ファッションを考えるのはその次のフェーズ。
ちなみに、その順番については、下記の「イケオジへのロードマップ」で詳しく説明している。
とはいえ、イケオジのファッションと言えばスーツスタイルなのは間違いない。
スーツのかっこいい着こなしを紹介しているサイトは、掃いて捨てるほどあるので、Google先生にお任せして、「イケオジ外伝」ではイケオジのスーツスタイルについて「イケオジ外伝」らしく、斜め上から考察していく。
仕事バリバリできそうなイケオジのかっこいいスーツスタイル
まず前提になるのは、ハイブランドじゃなくてもまったく問題ないということ。
例えば、わたしがダンヒルのスーツを着て会社に行ったとしよう。
職場の女性たちが給湯室で、「ジョーカーさん、ダンヒル着てるからイケオジ!」とはならないし、そもそもダンヒルというブランドすら知らないだろう。
もしかしたら、男性の方が「ジョーカーのやつ、仕立てのいいスーツ着てるな」と気づいてくれるかもしれない。
いずれにしてもイケオジは総合力だから、スーツの金額でイケオジを買うことはできない。
1.靴・腕時計・バッグには金と手間をかけろ
人の目線は、手や足などの先端部分に集中するので、見た目の印象に大きな影響を与える。
つまり、中心部分よりも顔、手、足などの先端部分が印象に残るので、体の先端部分である、髪、手、足は、力を入れて「イケオジ化」すべき部位となる。
よって、先端部分に該当する靴・腕時計・バッグは、スーツスタイルでも手を抜けないアイテム。
サラリーマンなら、エレベーターで来客をお見送りする際に頭を下げたとき、一番最後に目に入るのが靴になるし、プレゼンや会議の際に、何となく目が行くのは腕時計になる。
また、通勤に使うバッグも、「ジョーカーさんは荷物が少なくて、ビジネス用の小さめリュックのイメージ」とか「スペードさんは荷物いっぱいのトートバッグ持ってるイメージ」など、使用者を印象づけることが多い。
こういったアイテムにお金と手間をかけて、高級感と大人っぽさをアピールできれば、量販店の安いスーツでも問題なくかっこいい印象になる。
2.ハイブランドのスーツを長く着るより、量販店のスーツを数回買い換えろ
ハイブランドのスーツを大事に長く着ることが悪いわけではないが、古いデザインだったり、汚れやほつれが目立ったり、体形が変わったりするので、本人は自信満々のスーツスタイルでも、周囲からは「ダサいレッテル」を貼られてしまう。
もちろんお金があって、ハイブランドのスーツをガンガン買い換えることができる財力があれば問題ない。
さらに最近は、オフィスカジュアルが浸透しているため、ユニクロのポロシャツや感動パンツで出勤する人も増えて、一昔前のようにスーツで「人となりを判断する文化」も薄れてきている。
ちなみにわたしは、量販店の安いスーツを夏用3着、冬用3着、さらに、そこそこ高額な冬用ジャケット3着に、安いスラックスの組み合わせで3セット、合計9着を着回している。
そもそも今の安いスーツの品質は高くて、何年も着れて、安物感がないので本当にいい時代になった。
3.サイズはジャストサイズがベスト!
前提として、冒頭でお伝えした通り「裸がかっこいい」、つまり細マッチョがベストなので、そのかっこいいシルエットが分かるジャストサイズがおすすめ。
とはいえ、細身過ぎると、貫禄がない印象になったり、フレッシュな印象になるので、意識的に貫禄のある印象を与えたいなら、戦略として少し大きめのサイズにするのもいい。
しかし、かなり高度なテクニックになるので、おしゃれや見せ方に自信がない場合は、やはりジャストサイズが無難だろう。
4.ワイシャツもジャストサイズがベスト!シワや汚れ、ほつれはNG
ワイシャツもスーツ同様に、安くて高品質な商品がたくさんあるので、昔のようにブルックスブラザーズのような一流ブランドの「仕立てのいいシャツ」を毎週クリーニングに出すような手間は必要ない時代になった。
各社よりノーアイロンのシャツがわんさか商品化されていて、スリムタイプや標準タイプなどサイズのラインナップも豊富。
こちらもスーツ同様に、高いものを大事に長く着るより、安いものを劣化したら買い替える方が清潔感が出る。
まとめ
誤解のないように言っておくが、わたしは高級品がダメと言っているわけではない。
高いものには高い理由や価値があるし、所有することでモチベーションが上がるし、そのブランド自体が好きなら買えばいい。経済的に余裕があるなら、いい意味で好きにすればいい。
例えば、ドラクエなどのRPGゲームのように、自分に良い装備を持たせたいのは当たり前のこと。
強い自分をもっともっと強くするために、ハイブランドを持つことは、むしろ当然の思考と言える。
ただし、リアルとゲームの違うところは、受け手の評価が絶対評価ではないところ。
ゲームでは「鋼の鎧」の強さは「絶対的な価値」だが、現実の世界でハイブランドは知っている人と知らない人がいるので、あくまでも「相対的な価値」になる。
興味がない人、知らない人にとっては、ロレックスもタイメックスもセイコーも一緒なのだ。
お金は有限だし、このサイトの観ているあなたもわたしと同様に、お金持ちではないはず。
であれば、メーカーのマーケティングに惑わされることなく、お金を使う優先順位を意識するべきだ。