髪は、顔よりも印象を左右すると言われている。
裏を返せば、イケメンじゃなくても髪型がばっちり決まっていればイケオジ風になれるし、イケメンでも、髪型が残念な感じならイケオジ認定されないことになる。
さらに、心理学的には、第一印象は5秒前後で決まるとされており、視線が集中する髪型の責任は重い。
今回の記事は、イケオジの3大要素である「見た目」の重要項目となる髪型について、いつも通り「イケオジ外伝」らしく斜め上から考察していく。
イケオジの第一印象を決める髪型に正解はない!?
髪型を決める際に注意してほしいことは、家族の意見や彼女の意見は参考程度にとどめて、他人まかせにせず自分で決めること。
なぜかというと、見た目はトータルバランスや全体の雰囲気が重要なので、髪型だけ「特定の女性の意見を取り入れるとバランスが悪くなる」から。
例えば、「かわいいことが正義」の女性なら、あなたにかわいい髪型を求めてくる。「韓流アイドルが大好き」な女性なら、前髪はセンター分けで外ハネのマッシュヘアを求めてくる。彼女たちは、良かれと思ってアドバイスしてくれていて、悪意がないからタチが悪いのだ。
髪型を決める際のポイント6つ
- 清潔感は正義。絶対に死守すること
- 自分が目指す、または良いなと思うイケオジ(わたしなら映画「オーシャンズ11」のジョージ・クルーニー、ドラマ「MOZU」の西島秀俊など)に寄せてみる
- 薄毛の進行状況によって柔軟に変える。あえて隠さない方が目立たたない場合もある
- 外出のとき、整髪料は必ずつける。寝ぐせは論外
- どの髪型が似合うか、判断できなければ、とりあえずベリーショート
- 月に1回程度、美容院や理容院で髪を整える。QBハウスでも全然OK
薄毛問題について
イケオジ世代が髪型について考えるとき、避けて通れないのが薄毛問題。
かつてのイケメンも、この問題には太刀打ちできない。
わたしの周りでも、アデランスやスヴェンソンのウィッグ(かつら)を使っている人もいるし、ユーチューバーでも、植毛のレビューを公開したり、カミングアウトすることはめずらしいことではなくなった。
とはいえ、お金も手間もかかるので、誰でも気軽にできるわけではない。
一方、海外に目を向けると「ジェイソン・ステイサム」「ヴィン・ディーゼル」「ドウェイン・ジョンソン」など、スキンヘッドと筋肉のフルコンボで、イケオジ世界ランキングの上位に君臨する猛者がたくさんいる。
アジア人の体格や顔立ちだとスキンヘッドは似合わないかもしれないが、日本でもスキンヘッドで、かっこいいおじさんをたまに見かけるので、そこを目指すのもありかもしれない。
まとめ
イケオジ外伝の基本的な考え方としては、イケオジは総合力なので、「たとえ髪型が残念でも他でカバーできれば問題ない」というスタンスは正しい。
しかし、髪型が周囲に与える印象はとても大きくて、手を抜けない項目であることに疑いの余地はない。
たまにショッピングモールのトイレで見かける自意識過剰な男子高校生のように、前髪をいじり倒す必要はないが、風が強い日や、重要な商談やプレゼンなど、人前に出るときは、髪型をチェックする意識は持っているべきだろう。