法人サイトに負けない!個人の「サイト/ブログ」のキーワード選定方法
個人のWEBサイト/ブログが法人サイトに勝つためには、適切なキーワード選定が必須となる。
大手サイトはドメインの強さや資金力で有利だが、個人でも戦える領域があるので安心してほしい。
この記事では、具体的な数値を踏まえたキーワード選定方法を紹介していく。
1.ロングテールキーワードを狙う
法人サイトは「短くて検索ボリュームが大きいビッグキーワード」を狙うことが多い。
例えば、「ダイエット」(月間検索数 90500)などの単一ワードは競争が激しく、個人のWEBサイト/ブログでは上位表示が難しい。
そこで、個人WEBサイト/ブログは ロングテールキーワード(3語以上の組み合わせ)を狙うのが得策。
例えば、
- 「ダイエット・食事・制限なし」(月間検索数 2400)
- 「ダイエット・1か月・5キロ」(月間検索数 1300)
- 「ダイエット・40代・運動なし」(月間検索数 880)
検索数は少なく見えるが、競争が緩和され、記事が上位表示しやすくなることは押さえておこう。
月間検索数の調べ方
Googleキーワードプランナーを使う方法:Googleキーワードプランナーで、
- 「新しいキーワードを見つける」をクリック
- 「キーワードから開始」タブをクリック
- 検索数を調べたいキーワードを検索欄に入力
- 言語「日本語」、地域「日本」を選択
- 「結果を表示」をクリック
わたしたち個人が狙う月間検索数は1000以下が目安となる。
2.競合サイトの強さを調べる
検索結果の1ページ目(上位10記事)に法人サイトばかり並んでいるキーワードは避ける。
以下の無料ツールを活用して競合をチェックしよう。
- ラッコキーワード(https://related-keywords.com)
- 関連キーワードの取得に便利
- Ubersuggest(https://neilpatel.com/jp/ubersuggest)
- 競合サイトの強さやドメインオーソリティ(DA)を調査できる
- Ahrefs:有料(https://ahrefs.com/ja)
- 上位サイトの被リンク数やドメインパワーを確認可能
目安としては、以下の条件を満たすキーワードを狙う。
✅ 上位10サイトのうち、3サイト以上が個人ブログやアフィリエイトサイト
✅ 上位サイトのドメインオーソリティ(DA)が40未満
3.検索意図を分析する
キーワードが適切でも、検索意図に合わない記事を書くと上位表示は困難。
例えば「プロテイン おすすめ」と検索するユーザーは何を求めているのか?
- 商品を比較したランキングを見たい?
- 具体的な成分や効果を知りたい?
- 購入者のレビューを参考にしたい?
このように、キーワードの検索意図を読み解き、検索者が求める情報を網羅した記事を書くことが重要。
Googleの検索結果に表示される「関連検索ワード」や「People Also Ask(他の人はこちらも質問)」を確認すると、ユーザーの関心が分かる。
4.検索ボリュームと競争率のバランスを考える
検索ボリューム(SV)と競争率のバランスも重要。
以下の基準を目安にしてほしい。
月間検索数 | 競争率 | おすすめ度 |
---|---|---|
10000以上 | 高い | ❌ 難しい(法人サイトが独占) |
1000~5000 | 中程度 | ⭕ 戦える可能性あり(競合次第) |
100~1000 | 低い | ◎ 狙い目(ロングテールキーワード) |
特に、検索ボリューム300~1000程度のキーワードが、個人WEBサイト/ブログには狙いやすい。
5.サジェストキーワードで記事構成を作る
キーワードを選んだら、記事構成を考える。
Googleの検索窓にキーワードを入力すると「サジェストキーワード」が表示される。
例えば、「ダイエット・40代・運動なし」を狙う場合、
記事構成の例
- ダイエット 40代 運動なしは可能?(導入)
- 食事の工夫で痩せる方法(サジェスト「ダイエット・40代・食事」)
- おすすめの食材・レシピ(サジェスト「ダイエット・40代・メニュー」)
- 成功者の体験談(サジェスト「ダイエット・40代・成功」)
- よくある質問(FAQ)(サジェストを活用)
このように、関連キーワードを盛り込むとSEO効果が高まり、検索上位を狙いやすくなる。
まとめ
個人ブログでも、適切なキーワード選定を行えば、法人サイトに負けずに上位表示が可能。
✅ ロングテールキーワードを狙う(3語以上の組み合わせ)
✅ 競合サイトを分析する(DA40以下、個人ブログが3サイト以上)
✅ 検索意図を分析する(ユーザーの求める情報を網羅)
✅ 検索ボリュームと競争率を考慮する(300~1000が狙い目)
✅ サジェストキーワードで記事構成を作る
これらを実践し、法人サイトに負けない個人WEBサイト/ブログを作ろう。