「自己啓発本は無意味」と感じるあなたへ|人生を変える読書術

この記事にたどり着いたあなたは、

自己啓発本で人生を変えたい

と思っているはず。

しかし、世間には「自己啓発本は意味がない」という論調が根深くある。

たしかに自己啓発本は掃いて捨てるほどあるし、人間は忘却の生き物であることを考えると一理あるのも事実。

  • 自己啓発本を読む目的は何?
  • 自己啓発本を読もうと思ったのはなぜ?
  • 自己啓発本に求めることは何?

この質問の答えによって、あなたにとって自己啓発本が意味があるかないか決まる。

自己啓発本が「意味がない」かどうかはあなた次第

結論から言うと、

  1. 「思考の答え合わせ」ができて、自分の思考に自信を持つことができた
  2. 「共感と感動」を一過性にせずに、習慣や武器に変換して人生を変えるために行動できた

上記の2つの場合のみ、「自己啓発本には意味がある」と言える。

それ以外は

  • 読み物として楽しめた
  • なるほどと感動した
  • スゲーなと思った
  • 羨ましいと思った

などの一過性の感情の動きでしかない。

人間の記憶について

ドイツの心理学者であるエビングハウスによる忘却曲線という記憶のメカニズムによると、人間は、

  • 1時間後に50%忘れる
  • 24時間後に70%忘れる
  • 1か月後は、ほぼ100%忘れる

とされており、1か月前に読んだ本は、思い出すというよりは、もう一度読まないと意味がないことになる。


つまり、単純に読むだけでは1か月後にほぼ忘れるということ。

では、意味がある場合について詳しく説明しよう。

①「思考の答え合わせ」ができて、自分の思考に自信を持てた

これまでの人生経験で得た知見によって確立された「思考・習慣・言動」が正しかった、間違いなかったことを確認したいから、掃いて捨てるほどある中から自分の考えに合った本を買っている。

そもそも自己啓発本は商品なので、シンプルに興味があるから、好きだから買う。

つまり、共感できたり、自分の背中を押してくれるものを無意識に選んでいる場合が多い。

「共感と感動」を一過性にせずに、習慣や武器に変換して人生を変えた

①とは異なり、今までの人生では経験したことがない、考えたこともないことに共感したり、感動することで新しい武器として認識し、人生に取り入れることで「思考・習慣・言動」が変わった。

すなわち、人生というゲームのルールを理解することで人生が好転すれば大きな意味がある。

「定数(自分では変えることができない)× 変数(自分で変えることができる)=人生逆転の確率

定数を変えることは難しいけど、変数を変えることは、自分のさじ加減なので、やる気さえあれば簡単に結果を出すことができる。

自分では変えることができない世の中の不条理を嘆くより、自己啓発本によって自分の思考や習慣を変えることで人生は逆転できる。

まとめ

わたしは自己啓発系の本が大好きだ。

単純に読み物としてもおもしろいと思うし、人生を変えるような本に出会ったこともある。

一方で、成功者が自分の成功した過程を分析して、可視化、具体化しただけの単なる「まとめ本」じゃないかと思うこともある。

そもそも今回のテーマである「自己啓発本は意味があるのか?」を語る上での前提は読者が、

  • 全力で生きてきた(過去)
  • 人生を諦めていない(現在)
  • 幸せになりたいと心から願っている(未来)

という条件を満たしていることだ。

これがないと、結局何を読んでも「あなただからできたんでしょうねぇ」「時代も環境も違うしねぇ」「オレはバカだからねぇ」という負け犬根性が感情を支配してしまう。

そして、「自己啓発本なんて意味がない」となってしまう。

まさに負のスパイラル

最後にわたしの人生を変えた自己啓発本を2冊紹介しよう。

①思考の答え合わせができた本

②習慣や武器に変換して人生を変えた本

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