キックボクシング初心者のアラフィフが試合に出るまで
前回の記事
キックボクシングで「戦える身体」を作るためにトレーニング中心の生活へ
自宅にサンドバッグを設置し、「玄関開けたら2分でサンドバッグ」という環境を作ったことで、ストアカの講座がなくてもキックボクシングの練習はできるようになった。
さらに、キックボクシングに適した身体を作るためにトレーニングメニュー(下記記事参照)を考えて、来たるべき日(試合)に備えることにした。
飲み会や残業を減らしてトレーニングの時間を確保
飲み会が悪い理由
もともと飲み会の類いが好きではなかったので、毎日飲んでる猛者を尻目にやんわり断り続けることであまり誘われない状態にはなっていた。
とはいえ、しがないサラリーマンにとって飲みニケーションは出世に欠かせないミッションのひとつ。
もちろん「24時間戦えますか?」の1990年代に比べると、飲み会が出世に及ぼす影響は少なくなったものの、やはり飲みニケーションや接待ゴルフのような時間外労働が優位に働くことは想像に難しくない。
しかしながら、アルコールによって筋肉を成長させるテストステロンの分泌量が低下して、コルチゾル(コルチゾン)という筋肉を分解する物質の分泌量が増えるという二重苦が筋肉に襲いかかるというリスクが生じる。
この辺はバランスを考えて行動することになるが、「二兎を追う者は、頭を使うことで二兎を得る」という心意気で行くしかない。
残業が悪い理由
さらに、残業も筋肉に悪い。
残業すると単純にトレーニングの時間が作れないし、急な残業によって予定していたトレーニングを中止せざるを得ないので、トレーニングスケジュールが狂うことになる。
当然ながらストレスも余計にたまるし、残業代が出たとしても、お金より大事なものを失っていることに気づくべきだ。
何かと忙しい中年世代にとって、残業は死活問題と言っていい。
とはいえ、これも前述の飲み会と同様に、日本企業ではいまだに残業を美徳とする風潮がある。
- 残業している人はがんばっている人
- 遅くまで残業していて偉い
- 定時で帰っている人は責任感がない
口では「働き方改革だ!」とか言っている人事部も、根っこの部分ではこんな風に思っていて、これが人事異動に影響してくるからタチが悪い。
だいぶ話がズレてしまったが、無駄な飲み会や残業は、筋肉はもちろん身体のコンディションに悪影響を及ぼすので、極力減らすべきであることに疑いの余地はない。
【食生活の改善】プロテインやサプリで筋肉に適切な栄養補給
「戦える身体」を作る上で欠かせないのが食事管理。
格闘技の場合、体重が重い方が有利なので、階級別になっている競技が多い。
少しでも優位に立つために、減量して普段の体重より軽い階級で戦うことが一般的で、プロになると5キロ~10キロくらいの減量は当たり前。
格闘技と減量は密接な関係にある。
とはいえ、ただ単に痩せればいいというわけではないので、ガリガリでもデブでもなくかっこいい細マッチョになれることこそ、わたしがキックボクシングに取り組んでいる大きな要因でもある。
ただし、趣味でやってるサラリーマンが試合に向けて5キロ~10キロの減量をすることは現実的ではないので、普段からダイエットを心がけて、せいぜい2週間で2~3キロの減量で済むような階級を主戦場にすればいい。
いっぱい体動かすから、カロリー気にせず食べたい! ダイエットと言えば「食事制限+運動」の組み合わせが一般的な考え方。 さらに、年齢を重ねれば重ねるほど基礎代謝量が低下するので、中年ともなれば、運動だけで痩せることは無理!ということになる。 当サイトでも「運動」は「ボディメイク」が目的で、「食生活の管 […]
基本的な食事内容
- 朝食:ヨーグルト・ゆで卵・ミルク・食パン・バナナ・サプリ(※1)
- 昼食:外食なので特に制限やこだわりはなし
- 夕食:ダイエットの時期は食べない or プロテイン(※2)置き換えダイエット
※1
※2
ちなみにスーパーマルチビタミンは毎朝、プロテインは大体週3くらいの頻度で適宜飲んでいる。
ただ、加齢のせいか普通に食べてたらどんなに運動しても痩せないので、夕食抜いたりしながら調整している。
毎日が自分との戦いだ。
つづく