キックボクシング初心者のアラフィフおじさんが試合に出るまで
やってみたいこと
ミルコみたいなハイキックが蹴りたい
始めた理由
「食べないダイエット」はしんどいから、運動で痩せたい
目標は
無敗のまま引退したい
40代50代の中年世代イケオジ世代で「キックボクシングやってみようかな」「痛そうだし初心者だし、ついていけないかな」「経験者じゃないから50歳から始めるのは無謀かな」と悩んでる人の背中を押すべく、「キックボクシング初心者のアラフィフおじさんが試合に出るまで」をシリーズ化していこうと思う。
中年おじさんがキックボクシングを始めた理由
5年前の初夏
家族とショッピングモールで買い物してるとき、ボーっとしながら大きなガラスに写る小太りおじさんを見て、
その後、数秒間のにらみ合い?が続いたが、とんでもない誤解をしていることに気づく。
わたしはガラスに写る自分のぶざまな姿を見ていただけ・・・
その瞬間、わたしの中で何かがはじける音がした。
「現実を直視せずに過ごしてきたけど、もう逃げるのはやめよう」とリトルジョーカーが覚悟を決めた。
さらに、11月に会社の健康診断があったので、万年E判定(脂質異常/γ‐GTP)から、A判定にしてやろうと一念発起して、3か月で10キロの減量に成功。
詳細は上記の記事で確認できるが、一言で言うと「夕食抜きダイエット」
最初は空腹でつらい日々が続くが、どうして耐えられないときは置き換えダイエットに切り替えて、プロテインや豆腐を食べればなんとかなった。
見事10キロ痩せて数値も改善、見た目もよくなってイケオジに近づいたが、後に大きな代償を払うことになる。
そして、メンタルが疲弊していく・・・
その後、数年間は週2~3日夕食を食べない生活を続けていたので、体重は維持できていたものの、何となくやる気がでない、というか元気がでない日々が続く。
食べることは人生の楽しみのひとつであり、ストレス発散にもなる。
特に夕食はメンタル的な要素が大きい。
仕事が終わって心身ともに解放されて夕食を食べる。
この”楽しみ”がないと「生きることが楽しくない」ことに気づいてしまった。
生まれて初めて「生きる意味」を考える日々
3か月という短い期間なら耐えれるが、これが一生続くとなると精神衛生上いいわけがない。
そう考えた結果、食事管理だけでは限界があるので、運動やトレーニングで痩せようと考えた。
わたしの性格上、ジムでベンチプレスやダンベルを持ち上げる単純動作を繰り返すのは性に合わない。
なので、何かスポーツをやろうと考えた結果、若かりし頃に全盛期のK-1を観ながら「ミルコみたいなハイキックが蹴りたい」という野望があったことを思い出し、キックボクシングをやろうと決意した。
ストアカで初めての「ミット打ち」
キックボクシングをやろうと決めてから、会社周辺、自宅周辺のキックボクシングジムをいろいろ調べていたが、すぐに行動する勇気がなかった。
そんな日々が続いて、少しトーンダウンしてきたとき、会社の同僚Yさんに相談したところ、
「とりあえずストアカで始めてみたら?オレも興味あるから一緒にいきますか!」
これが、キックボクシングを始めたきっかけとなった。
わたしが最初に受講したのは元日本チャンピオンが運営している「フィットネス寄りのキックボクシング教室」だったので、筋トレやミット打ち、神経系を鍛えるラダートレーニングが中心だった。
とはいえ、初めてのミット打ちはとても楽しく、こんなド素人のパンチを元日本チャンピオンが受けてくれるというプレミア感に感動したのを今でも覚えている。
既存のジム会員たちに混ざってクラス体験するようなシステムだったので、ぶっちゃけ浮いた感はあったが、今思えばいい体験だった。
完全ド素人だったのでパンチもキックもめちゃくちゃ、周りの若者たちは涼しい顔をしていたが、わたしとYさんは豚のように汗をかいていた。
運動量も半端ないので痩せそうだし、これなら「趣味にできるかも」と思った。
つづく
P.S.
キッククシング初心者のアラフィフおじさんが試合に出るまで
「キックボクシングやってみようかな」「痛そうだし初心者だし、ついていけないかな」「経験者じゃないから50歳から始めるのは無謀かな」と悩んでる人のためにシリーズ化していくので乞うご期待。
次回は【ストアカで初めての「ミット打ち」】以降の話となる。
現状報告
現時点ではまだ試合もしてないし、習いにも行ってない状況。
知り合いが趣味でMMAをやっているので、3か月に1回のペースでレンタルスペースを借りて一緒にトレーニングしているものの、所詮はフィットネスの延長なので、今の実力は素人に毛が生えた程度。
いったいこの先どうなるのか!
いまだにジムに入会もしていないアラフィフおっさんが、本当に試合できるのか?
そして、無敗のまま引退できるのか?