いっぱい体動かすから、カロリー気にせず食べたい!
ダイエットと言えば「食事制限+運動」の組み合わせが一般的な考え方。
さらに、年齢を重ねれば重ねるほど基礎代謝量が低下するので、中年ともなれば、運動だけで痩せることは無理!ということになる。
当サイトでも「運動」は「ボディメイク」が目的で、「食生活の管理」は「ダイエット」が目的と定義しており、目的と手段を明確に分けて考えている。
一方で、「食事は好きなだけで食べて、運動のみで痩せたい!」という人が多いのも事実。
実際、運動のみのダイエットは不可能ではないが、適切な方法を選ばないと時間がかかり、効果が出にくい。
そこで今回は、あえて運動だけで痩せるための効率的な方法を解説していく。
1. 運動のみで痩せるのは可能?
運動だけで痩せることは可能だが、食事制限に比べて時間と労力がかかるのが難点。
脂肪を1キロ落とすのに、約7200キロカロリーを消費しなければならない。
例えば、ジョギング(時速8キロ)を1時間で約500キロカロリー消費されるが、これを毎日続けても1か月約2キロの減量にしかならない。
数値だけみると、とんでもなく非効率で賢い人はやらないだろう。
とはいえ、適切な運動を取り入れれば、効率よく脂肪を燃焼させ、運動のみで痩せることは不可能ではない。
2. 運動だけで痩せるためのポイント
① 有酸素運動で脂肪燃焼を狙う
有酸素運動は、脂肪をエネルギーとして使う運動なので、ダイエットには欠かせない。
おすすめの有酸素運動には以下のようなものがある。
• ジョギング・ランニング(30~60分)
• ウォーキング(60分以上)
• サイクリング(40~60分)
• 水泳(30~45分)
特に、20分以上継続することで脂肪が燃えやすくなるので、時間を確保して行うのがポイント。
また、週3~5回の頻度で続けることで効果が出やすい。
② 筋トレで基礎代謝を上げる
筋トレは脂肪燃焼の即効性はないが、筋肉量を増やすことで基礎代謝を向上させ、痩せやすい体質を作ることができる。
特に、大きな筋肉を鍛えることでカロリー消費が増えるため、以下の種目がおすすめ。
• スクワット(下半身の筋肉を強化)
• プランク(体幹を鍛え、姿勢を改善)
• 腕立て伏せ(上半身の引き締め)
• ランジ(脚とお尻のシェイプアップ)
筋トレは週2~3回、1回20~30分程度が目安となる。
有酸素運動と組み合わせることで、さらに脂肪燃焼効果がアップする。
そして、個人的におすすめなのがキックボクシング。
キックボクシングは、無酸素運動と有酸素運動を同時に行う激しい全身スポーツ。
例えば、「ミット打ち」などの一連のトレーニングと「ジョギング」の消費カロリーを同じ時間で比較すると、2倍から3倍と言われていて、極めて脂肪燃焼効果が高いという特徴がある。
つまり、「運動のみで痩せたい」という目的にぴったりなスポーツと言える。
③ NEAT(生活の中での活動量)を増やす
「NEAT(非運動性熱産生)」とは、運動以外の日常生活の活動で消費するカロリーのこと。
NEATを増やすだけでも消費カロリーを増やせる。
例えば、
• エレベーターではなく階段を使う
• 通勤時に一駅分歩く
• こまめに立ち上がる、掃除をする
こうした小さな習慣の積み重ねが、運動以外でのカロリー消費を増やし、痩せやすくするポイント。
3.「運動のみダイエット」の注意点
① オーバートレーニングに注意
運動だけで痩せようとすると、「とにかく動けば痩せる!」と思いがち。
しかし、過度な運動は疲労が溜まり、逆に痩せにくくなることもある。
適度な休息をとりながら、無理のない範囲で続けよう。
② 運動後の食べ過ぎに注意
運動すると食欲が増し、つい食べすぎてしまうことがある。
「運動したから大丈夫!」とカロリーを摂りすぎると、せっかくの努力が無駄になってしまうので、食事内容には気をつけよう。
③ 継続が何よりも大事
運動だけでのダイエットは即効性はないものの、根気よく続けることで確実に効果が出る。
最初は変化が少なくても、2~3か月継続することで体が変わってくる。
モチベーションを保つために、好きな運動を見つけたり、目標を設定したりするのもおすすめ。
まとめ
運動のみで痩せることは可能だが、継続と効率的な方法が重要となる。
✅ 有酸素運動で脂肪燃焼を促進
✅ 筋トレで基礎代謝を上げる
✅ NEATを増やすことで日常の消費カロリーをアップ
✅ 食べすぎやオーバートレーニングに注意
無理なく続けることが、成功のカギ!
焦らずコツコツ取り組んで、理想の体を目指せ!